Ripple社のグローバルネットワーク「RippleNet」は、加盟する金融機関同士が顧客の支払いを即座に、信頼性高く、コスト効率よく処理できるようにする。トランザクションにおいて、関係するすべての当事者がステータスとコストを把握できる。Ripple社は世界中で100以上の顧客を抱えています。
FX International Payments(FXIP)は、顧客の外貨支払いニーズを満たすために開発されたビジネス対ビジネス国際支払いソリューションです。Finderによれば、FXIPの1つの欠点は、外貨送金と支払いの振込手数料が不明瞭な事で、振込を開始するまで把握できない事でした。手数料は受取国の国と送金額によって異なります。RippleNetの利用によって、米国、英国間の送金で透明性が改善されるのかもしれない。
アメックスの最高情報責任者Marc Gordon氏は、Ripple社とサンタンデールとのコラボレーションは、「我々のブロックチェーン・ジャーニーの次の一歩を踏み出し、世界中へお金を動かす方法を進化させる。」と述べています。
アメックスのブロックチェーン・プロジェクトにより、まずは米国の顧客が、即座に追跡可能な国境を越えた非カードの支払い(1*)を、U.Kのサンタンデール銀行口座に接続できるようになる。サンタンデールの国際取引バンキング部門国際責任者Jose Luis Calderon氏は以下のように述べています;
「このブロックチェーンソリューションは、米国と英国間の新たなチャネルを開き、グローバルな支払い機会を提供します。」
Ripple 社CEOのBrad Garlinghouse氏は、ブロックチェーン・ネットワーク「RippleNet」により、金融サービス企業のビジネス顧客は「リアルタイム」に資金を移動できるようになると語った。
「法人顧客がグローバルな支払いで経験している問題を解決するために、当社はアメックスとサンタンデールと共に大きな前進を果たしています。これまで数日かかっていた送金はリアルタイムで完了し、今日のビジネスのように速く動かすことができます。」
アメックスとサンタンデールは、Rippleとのブロックチェーン・プロジェクトが最終的に世界的に拡大される可能性を示唆しました。
(1*)non-card payments:B2B支払いと貿易金融取引。銀行のアプリや銀行口座から直接支払う。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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