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  • 2018/11/18
  • 2018/11/18
  • コイン東京編集部 アオ

Mythical Gamesがイオス(EOS)のdAppゲーム開発で18億円を調達。Blockade Gamesは評価額を15億円に

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Blockade Games社は、ブロックタワーキャピタルパートナーズやホリゾン・パートナーズなどの投資家から83万3,000ドルを調達、企業評価額を1,300万ドル(約15億円)としました。同社はフラッグシップゲーム「Neon District」を構築しています。

暗号資産を代替不可能なトークン(NFTs)に

投資家を惹き付けた要素の一つは、Blockade Games社のCEOで著名なコイン・アーティストMarguerite deCourcelle氏がリリースしていたアートパズルだ。暗号資産のパスワードの役割を果たす公開鍵と秘密鍵を解読して、合計100万ドル以上の賞金をビットコインで得られることで大注目を集めた。さらに同社のチームには、プレイステーション4の「スパイダーマン」やトレーディングカードゲーム「World of Warcraft」に携わった優秀なアーティストやデザイナーを擁している。

ブロックタワーキャピタル社のマネージングパートナーAri Paul氏は以下のように述べています;

「ゲーム開発者が暗号通貨を統合し、ゲームプレイヤーが、暗号資産を代替不可能なトークン(NFTs)に変換する、大きな経済的インセンティブがあります。これは、ゲームコミュニティ全体のネットワーク効果を強化できます。経済力学が率直でとても有益なため、急速な動きを見るだろう。」

Mythical GamesがイオスdAppゲーム開発に約18億円を調達

オンラインゲームスタジオ「Mythical Games」は、ギャラクシー・デジタル、OKCoinなどの投資家から1600万ドル(約18億円)を調達した事を発表しました。

Mythical Games社は、ブロックチェーン上にプレイヤーが自分のゲーム資産を所有できるゲームの開発を計画しています。企業のサーバーがゲーム資産(武器、アクセサリー、キャラクターなど)を所有する従来のオンラインゲームとは異なり、Mythical Gamesの資産はプレイヤーが所有します。所有権の証跡はイオス(EOS)ブロックチェーンに記録されます。

ゲーム内データの資産化

国内でも、ゲーム分野のブロックチェーン企業の動きは活発です。10月、株式会社モバイルファクトリーの 100%⼦会社である株式会社ビットファクトリーは、終了するゲームのデータをブロックチェーン上に移⾏することで、サービス終了後はトークンとしてユーザーが財産権をもち、データを閲覧できるDApps「HL-Report」をリリースしました。

モバイルファクトリー社によると、国内ではゲーム内データの資産化とはいえ、単にトークンへ変換すると2号通貨に該当する。同社は金融庁や弁護士の方と協議を重ねて“Non-FungibleToken(代替不可能なトークン)“となるよう詰めたという。同社は以下のように述べていました;

「現状は既存のゲームは既存のゲーム、ブロックチェーンのゲームはブロックチェーンのゲームと住み分けがハッキリしてしまっているので、既存のゲーム運営の多くが近い内に抱えるであろうゲーム資産をトークン化する上での疑問を、一つの事例として解決策を提示できるようにできればと思っています。」


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