【番外編】仮想通貨EOS(イオス) の将来性とは?チャートから今後の予想・取引所などを徹底解説
最近数か月、イオス・コミュニティはいくつかのFUD(脅威、不確実、疑惑)に直面していました。創設者のダン・ラリマー氏が、新たなコインの構想を発表したことで、イオスから離脱の噂が流れました(ラリマー氏は後にこの噂を否定、引き続きイオスに関与する旨を表明しています)。
また、1年間かけて約4300億円を調達したイオスのICO(イニシャル・コイン・オファリング)が、米国SEC(証券取引委員会)の規制対象となりうる物として、他のコイン主導者から指摘されていました。結果的に、EOSトークンの売り圧力が悪化して、12月7日にイオス(EOS)は1.56ドル(174.47円)の年初来安値をつけました。
しかし、12月8日に米国の規制された暗号資産取引所コインベースが、実質的な上場候補としてイオスを含めた31コインを発表。EOSの価格は下げ止まりました。以来、イオスは好調を維持し続けています。
18日午後時点、コインマーケットキャップによると、イオスの価格は1EOS=283.09円前日比29.38%増、時価総額2565億円でステラ(XLM)、テザー(USDT)を抜いて市場で第4位にランクしています。
取引市場を見ると、テザー(USDT)と韓国ウォン(KRW)の流入がトップ10のうち9市場を占めています。出来高は12月17日、11月25日ぶりに10億ドルを越えました。
トークンのボラティリティにかかわらず、イオス・プラットフォームの開発、特にゲーミング分野が堅調です。11月に、Mythical Gamesがイオス(EOS)のdAppゲーム開発のために18億円を調達しました。
イオス上で最も優れたゲームdAppの一つは「EOS Knights(イオス・ナイツ)」です。当ゲームは1日のユーザー数が3,900人を超えて、104,172件のトランザクションを処理しています。比較のため、イーサリアムの最大規模のゲームは「My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)」で、ユーザー数は640人、1日あたりのトランザクション数は1000未満です。
イオス・ブロックチェーンのギャンブルdAppである「EOSBet」は、12月初旬、キュラソーで「オンラインギャンブル」ライセンスを取得したことを発表しました。EOSBetでは、1日に130万件を超える取引が行われ、デジタルカジノはイーサリアム・ネットワーク全体を上回る程の取引量を処理しています。
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