みずほフィナンシャル・グループは2017年に佐藤康博会長(当時は社長)がデジタル通貨の「Jコイン構想」を表明し、開発を進めていました。この通貨が3月に始まればメガバンクが取り扱う初めてのデジタル通貨となります。
利用者はスマートフォン(スマホ)に専用のアプリをダウンロードし、店頭ではQRコードを使って決済します。
価格は1通貨あたり1円で固定され、仮想通貨のように市況で動くことはありません。
銀行口座からのチャージと戻し入れ、利用者間のデジタル通貨の送金は無料となります。
加盟店は決済額の一部を手数料として払うことになりますが、顧客から受け取るデジタル通貨から自社の法人口座への送金は即時、無料となります。
参加する地銀は自行の口座を持つ顧客に、共通ブランドで同じサービスを提供します。まずは60行ほどが参加する見通しです。
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20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。