(TraidingViewのETHBTC 2時間足チャート)
ETH/BTCの2時間足チャートをみていきます。1月5日までに価格を0.0417BTC台まで上昇させたETHですが、その後は下降チャートを形成します。1月7日には昨年12月24日以降、レジスタンスラインとして機能してきた0.0376BTC台に接触、それまでの下落を踏みとどめようとしましたが、1月8日には遂にサポートラインを割る値動きをみせてしまいました。その後ETHは0.036BTC台まで下値を落とします。0.036BTC台という価格帯は1月1日から1月5日までの間で上昇した約半値を戻したということになります。
0.036BTC台接触後のETHは反発をみせ、再び0.0376BTC台上で値動きをみせています。一度重要なサポートラインを割ってしまったETHは今後更なる下降チャートを形成する可能性が高まることになったといえるでしょう。
次にETH/USDの買い注文量を確認していきます。ETHの買い注文は1月5日の時点で、2018年最高値となった9月23日の量まで達しています。買い注文チャートで一つのレジスタンスラインとなりやすい位置まで上昇したETHにとって、買い注文量が増えにくい状況へ切り替わったといえます。
ハードフォークの予定日まで残りわずか3日となったETH、市場ではハードフォーク後の急落に警戒し始めるタイミングといえます。ハードフォークの内容次第ではETHが価値を大きく上げる可能性もありますが、仮想通貨市場において、ハードフォーク後のチャートでは下降チャートを形成する場面が多々見られてきました。そのため現在のETH市場ではハードフォーク直前のために、逆に買われにくい状況ともいえます。重要なサポートライン割れもみられ、買い圧力が弱まってきているETHにとって、今後下降チャートを一時的に形成する可能性は高いのではないでしょうか。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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