複数のプラットフォームのdAppsのユーザー数の合計は150万人。その内80万人近くがイーサリアムの利用者でした。イーサリアムdAppエコシステムの年間サマリは以下の通りです:
イーサリアムにおいて2018年に2000万件のトランザクションが処理されて、26億6300万ドル(約3000億円)が取引されました。dAppsユーザーの70%は分散型取引所(DEX)を利用しています。DEXは取引額の78%を占めて、1日平均6.41億円取引されました。
イーサリアムはユーザー数とdApp数は最大ですが、トランザクション数に関してはイオス(EOS)やトロン(TRX)が台頭しています。
トロン(TRX)は2018年に97個の分散型アプリケーションを立ち上げ、そのエコシステムは加速度的に成長しています。トロンのマスターノード(ブロックプロデューサー)である「スーパー代表者(SR)」は、dapp構築を積極的に推進し支援しています。SR候補者の多くは、元ゲーム開発者で、2019年にはトロン上でより高品質のゲーム開発が期待されます。
イオス(EOS)エコシステムは、dApps数とトランザクション数が圧倒的です。2018年6月にメインネットを開設したイオスは、半年で最大規模のパブリックブロックチェーンとなりました。そのうちギャンブルdAppが、取引量の97%と取引高の75%を占めています。同様に、トロン上の取引量の98%はギャンブルから来ています。
2018年のdAppsにおいて、ギャンブルは30億ドル(3300億円)相当の取引額を占め、その79%をイオスが占めています。
イオスのマスターノードもまた、EOS dappエコシステムを拡張する上で重要な役割を果たしています。彼らは、アカウント開設と資金のレンディングを容易にする様々なツールを開発しました。そして多くのEOS dappsがマスターノードから投資されました。
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