Coinmeは、2014年以来、ビットコインATMに携わってきた、米国で初めてライセンスを取得した企業です。ホームページによると、米国内に64台のビットコインATMを設置しています。
一方Coinstar(コインスター)は、小銭を紙幣やAmazonギフトカード等に換金するマシン(キオスク)の構築に専念してきた28年目の企業です。キオスクは米国のスーパーマーケットに設置されています。Coinstarは全米で2万台のキオスクを稼働しています。
提携によりキオスクに追加されるビットコイン購入機能は、ローンチ時に、カリフォルニア州、テキサス州、ワシントン州のスーパーマーケット「Safeway」と「Albertsons」に設置されたキオスクの一部で導入されます。なお、詳細な台数は不明です。
キオスクでのビットコイン購入に、ユーザーは自分の電話番号をキオスクに入力して、小銭ではなく”紙幣”を挿入する必要があります。上限は2,500ドルです。電話番号に発行されたコードを、CoinmeのWEBサイトで、ビットコインに引き換えます。
今月、フランスのタバコ屋で、ビットコインのバウチャーの販売が始まりました。この取り組みは、ブロックチェーン会社Keplerkと、地元のレジ端末プロバイダに進められています。バウチャー購入者は、KeplerkのWEBサイトを通じてビットコインに引き換えます。
フランスのメディアCapital.frによると、バウチャーは50、100、または250ユーロ単位で購入できます。Keplerkは、各バウチャーに7%の手数料を受取り、そのうち1.25%がタバコ屋に支払われます。Keplerkのサイトによると、主にパリとその郊外の30カ所で導入されています。
Keplerkの共同創設者Adil Zakhar氏は、2月までにこのスキームを約6,500店舗に拡張する計画だと述べています。タバコ屋はフランスで伝統的に信頼されており、全国的なネットワークを形成しています。
ビットコイン販売の導入について、タバコ屋サイドにもインセンティブが働きます。近年のたばこ産業への逆風により、世界の他の多くの地域と同様に、フランスの喫煙率も低下しています。セールス減を受けて、国内24000のたばこ屋はクーポンや携帯電話支払い、送金などの他のサービスを提供する等ビジネスを多様化しています。
リアル店舗でのアクセス性と購入の容易さは、一般的な消費者にとって仮想通貨への身近なエントリーポイントになるかもしれません。
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