COIN TOKYO

  • 2019/02/01
  • 2019/02/01
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

仮想通貨Grin(グリン)主任開発者が強烈なメッセージ「Grinを取り巻く業界に失望している」

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1日、仮想通貨Grin(グリン)の公式フォーラムで、Grinの主任開発者Ignotus Peverell氏は、Grinを取り巻く状況に苦言を呈しました。

「業界の、Grin周辺のやり方にはがっかりしています。もちろん、まだ(Grin)は始まったばかりで、将来の方向性を指しているわけではありませんが。」

Grinとは
1月15日にローンチされたGrinは、暗号技術MinbleWinble(ミンブルウィンブル)を搭載した最初の仮想通貨の1つです。匿名性とスケーラビリティ、また通貨の事前配布(ICOやプレマイン、ファンド出資)の無い、公平な開発体制のために多くの投資家を惹き付けています。Grinの開発は完全なオープンソースプロジェクト体制であり、その運営は寄付によって賄われています。

暗号スペースの健全な育成を呼び掛け

Ignotus Peverell氏は、Grin開発チームが現在呼び掛けている寄付キャンペーンで、十分な資金が集まっていない事を訴えています。

開発者マイケルコートナー氏が立ち上げた寄付キャンペーンページによると、Grinは現在、フルタイムエンジニアを雇用するために2019年3月から9月までの予算として55000ユーロ(約690万円)の寄付を募っています。しかし、2月1日時点で1,570ユーロ(約20万円)しか集まっていません。

「Grinは私たちがコントロールできる範囲で、可能な限り公平な打ち上げを伴ってスタートしました。Grinのミッションを信じるという、正当な理念のために私達はこれを行いました。」とPeverell氏は始めます。

「多くの開発チームや研究チームの魂胆は明らかです。より多くの詐欺的ICO(イニシャルコインオファリング)で少しの仕事でより多く稼ぐ事。おそらく採掘報酬の20%を強制的に(開発が)受取る事が唯一の手段だろう。強欲なフィーディングだけが唯一の知恵であるならば、このスペースは本当に長くて厳しい冬に値する。採用速度を得るにはもっと創造が必要です。全員の目標がフィーディングであれば、それは実現しないだろう。」

Paverell氏のメッセージは、ローンチ以降にGrinのエコシステムに参加してきて、そこから恩恵を受けている新参のファンド、マイナー、採掘プール、取引所のいくつかに直接向けられていると明言しました。Paverell氏は、メッセージを中国語に翻訳する様に求めた上で、「Grinは、1人の追加のマイナー、取引所、ファンドからではなく、“マイケルコートナー”のような優れた開発者の貢献から、無限の利益を得ることができるだろう」と述べました。

トレーダーやマイナーが殺到するGrin

〇GRINの対米ドルチャート

今週、仮想通貨Grinの価格は乱高下しています。2月1日時点、コインゲッコーによると、1GRIN=5.24ドル(576円)で、先週末の最高値13.8ドルから60%減少しています。

Grinの話題性は投機家を呼び寄せました。24時間に2倍以上に成長した1月26日の取引量は、市場上位のコイン(ネムやウェーブス)と同水準の1140万ドル(約12億円)を付けました。

Grinはまだ上場している取引所の数も少なく、流動性も薄いため、即座に価格の暴騰を見せましたが、当初の価格帯まで下落しつつあります。そのため、一部の専門家から、現状のGrinは単なるポンプ&ダンプコインとみなされています。

採掘の分野でも需要が沸騰しています。中国では「スペースで最も簡単で使いやすいGrinマイニング方法」という記事が伝播し、多くのマイナーがGrinを掘っています。

できるだけ多くの採掘参加者に供給されるようにするために、Grinは最初の2年間でデュアルPoWシステムを提供しています。1つのハッシュアルゴリズムは汎用ハードウェアを対象とし、もう1つはASICを受け入れます。これにより小規模の愛好家マイナーが参加できるようにしました。

もう1つの要因は、GrinがWindows、Macシステム、Linuxオペレーティングシステム、および4Gメモリを最小限サポートしていることです。これは、平均的な設備でさえ採掘できることを意味します。

いずれにせよ、価格上昇に投資家とマイナーが注目しています。中国メディア8BTCによると、「Grinの市場価値は、2019年末に97.5%の確率でトップ40にランク付けされ、市場価値は約1億5000万ドル(約175億円)になる。」と推定されています。

多くの人はGrinを「Bitcoin 2.0」と呼び、賞賛しようする一方、それを軽蔑する者もいます。
Grinの開発チームは公式サイト上で、コインを取り巻くHYPE(誇大宣伝)に注意を促しました。

「これは非常に若くて実験的です。利用は自己責任で!」


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