Finablr社の国際送金ブランド「Uninomi(ウニモニ)」と「UAE Exchange」の2つはそれぞれ、米国を拠点とするスタートアップRipple(リップル)と提携し、タイへの送金経路で協力する予定です。
Finablr社はまた、RippleNetのメンバーであるタイ最大の銀行の1つであるサイアムコマーシャルバンク(Siam Commercial Bank)と提携した事を日曜日に語った。今後さらにRippleNetを活用して他国へサービスを拡大する意向を示しています。
FinablrのエグゼクティブディレクターでCFOのPromoth Manghat氏は、「ブロックチェーンの採用は、送金の効率化と迅速で安全な支払いを合理化する上で、計り知れない可能性を開く。」と述べています。
RippleNetは200を超える金融機関のネットワークで、アメリカンエキスプレスやウェスタンユニオン等のFX企業、スタンダードチャータード、三菱UFJ銀行等の銀行が参加しています。2018年10月にはUAEのRAKBANKが、RippleNetを介してスリランカのCargills Bankへの送金を開始する事を発表しました。
アジアは、Finablrの本拠地である中東の国外労働者からの送金の主要な受取国の1つです。
世界銀行によると、2018年に南アジアへの送金額は約13%増加しました。先進国を含む世界全体の送金額は約10.3%増加して6,890億ドル(約76億円)、一方で、途上国への送金は10.8%増加して5,280億ドル(約58億円)に達すると推定されています。
国境間送金は通常、外国為替で行われますが、ブロックチェーン技術の普及により、現在ではアプリやウェブサイトといったオプションの利用が増加しています。Finablrはこの分野を拡大しようとしており「引き続きブロックチェーンプラットフォームの効率を活用する機会を模索していく。」と述べています。
インド出身のBRShetty氏が所有するFinablr社は、Xpress Money、Unimoni、Remit2India、Ditto、Swychを含むネットワークを通じて、2017年に1億5000万件を超えるトランザクションを処理しました。同社は11月にインドのデジタルペイメント会社TimesofMoneyを買収しています。昨年、Manghat氏はロンドン証券取引所に上場する計画を表明していました。
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