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  • 2019/02/25
  • 2019/02/25
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

イオス(EOS)が3億ユーザーを抱えるTapatalkと提携|Effect.AIはネオ(NEO)からEOSへの移行を表明

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〇出典: Effect.AI Medium
21日、イオス(EOS)はフォーラムアプリ「Tapatalk」とのパートナーシップを発表しました。Tapatalkは現在、ユーザー向けのEOSブロックチェーンベースの報酬システム「Gold Point Walle」を構築しています。

モバイルアプリ「Tapatalk」は世界186カ国に広がる3億人以上の登録ユーザーベースにより、20万以上のフォーラムが開かれています。ユーザーは自分のお気に入りのフォーラムに接続してコンテンツを投稿したり、通知を受けたり、連絡を取り合うことができます。

Tapatalkは、コミュニティの成長、エンゲージメントの向上、そしてコンテンツへの貢献の質の向上においてフォーラム管理者やモデレータをサポートする目的で、2017年に最初にGold Pointsを導入しました。

フォーラム管理者は、ページビュー、広告の表示回数、プレミアム購読、会員の寄付に基づいてゴールドポイントを獲得しました。実際、メンバーからの寄付を受けているTapatalkグループのフォーラムの80%以上は、広告以上の収入を寄付から得ています。

イオスのブロックチェーンにより、Gold Point Walletは何万ものフォーラムにわたってエンゲージメントインセンティブと収益化の機会が補強されます。TapatalkのCEO、Winter Wong氏は「ミクロ経済をフォーラムオーナーに支援できる」と意気込みを表明しています。

TapatalkのEOS統合は、dApp「Effect.AI (EFX)」のNEOブロックチェーンからEOSへの移行の表明に続きます。

Effect.AIはネオ(NEO)からEOSへの移行を表明

分散型の人工知能(AI)サービス「Effect.AI(EFX)」は、ネオ(NEO)からEOSブロックチェーンへの移行を発表しました。
同社はNEOの実際の処理能力とセキュティレベルを批判する一方、EOSがアプリケーションを構築、展開、実行するのに最適なツールとプラットフォームであると述べました。Effect.AIはNEOについていくつかの不満を指摘しました。23日にNEOの広報メディア「NEO NEWS TODAY」もこれを伝えています。

Effect.AI(EFX)は昨年3月にNEO上でトークンセールを実施して1100万ユーロ(約15億円)を調達しました。6月にNEOメインネット上にプライベートβ版をリリースしました。しかし、即座にスパム攻撃に直面し、エンドユーザーが利用不可能に陥ったという。

Effect AIは、NEOとGASのトランザクションが無料である事を指摘しました。(EOSも無料ですが、アカウントの帯域幅の上限を設け、ブロックチェーンの安定性を維持。ユーザーはこれを貸し借りできる; bandwidth model.)

Effect.AIはまた、C#以外のNEOのスマートコントラクトが未成熟な事、NEOプロジェクトの進行ペースの遅さを指摘しました。最近、NEOは2020年を目標とした再設計「NEO3.0」を発表しましたが、Effect.AIのChris Dawe CEO は、これを待っていられないと表明しました。

この結果、EFXトークンは今年4月までにEOSに移行すると述べています。共同創設者でEffect.AIのチーフアーキテクトであるLaurens Verspeek氏は、EOSの選択について以下のように述べています;

「EOSには、将来の開発努力のための優れた基盤を構築するために不可欠な機能が含まれている。簡単に言うと、EOSはスケーラブルで、繰り返しが簡単で、高速で、技術的に高度で、安全で、TPSが高く、優れたコミュニティとエコシステムを備えています。」

一方でChris Dawe CEOは、この移行が一時的なものであると留意しています;

「Effect.AIはブロックチェーンにとらわれず、このネットワークの堅牢性に最も適した技術を常に探し続けます。」

今日、dappに対応するプラットフォームはたくさんあります。より優れたスケーラビリティを提供するための戦いが始まっている様です。


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