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  • 2019/03/15
  • コイン東京編集部

Tether社がステーブルコインUSDTの準備金の規定を変更|現金同等物や第三者貸付にも裏付けられる

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ステーブルコイン「テザー(USDT)」を発行するTether社は、資産を裏付ける準備金の証明である「プルーフオブファンド」の文言を静かに修正しました。

同社は現在、テザー(USDT)が「従来のフィアット、および現金相当物、そして、Tether社が第三者に貸し付けたその他の資産および債権を含む準備金」によって裏付けられていると主張しています。

USDTの発行量と1:1の準備金(資産)

Tether社は以前、USDTが100%米ドルの準備金で支えられていると主張していました。昨年12月にブルームバーグは、財務監査記録の一部を調査した結果、Tether社が市場でのUSDTに1:1の米ドルの準備金を、ある時点に保管していたと報じました。

ウェブサイトによると、14日時点のUSDTの総発行量は$2,050,064,120.41、ユーロ版であるEURTは、€40,001,800.00。2018年6月1日付けのデータをもとに、Freeh, Sporkin&Sullivan LLP(FSS)が発行したプルーフオブファンドによると、Tether社の準備金は$2,538,090,823.52(約2791億円)とされています。

ソーシャルメディアRedditでは、「USDTは現在、実際には米ドル(USD)に100%裏付けられていないのではないか」と議論されています。さらには、USDTが他の暗号資産によって裏付けられている場合も可能性として指摘されています。

新たなステーブルコイン発行企業

2014年にテザー(USDT)が市場に参入して以来、ステーブルコインの市場を独占してきました。しかし、2018年に競合のステーブルコインが台頭する中、USDTの市場ドミナンスは98%から73%に落ち込みました。

2018年に米ドル(USD)のステーブルコインの発行総額は年間で92%増加しました(2018年1月1日:14億ドル、2018年12月:27億ドル(3000億円))。

新規参入企業には、ジェミニドル(GUSD)、USDコイン(USDC)、パクソス(PAX)、トゥルーUSD(TUSD)等が含まれ、これらの2018年の発行総額は7億ドル(約770億円)と見られています(昨年末時点)。また彼らは積極的に準備金情報を開示し、透明性と信頼性を高めています。

今年1月、監査法人Grant Thorntonは、米Circle社のステーブルコイン「USDC」が、2018年12月31日現在、発行量251,211,148 USDCトークンに対して、251,211,209ドルをカストディ口座に保持していたことを示す検証報告を発表しました。

トゥルーUSD(TUSD)を発行するTrustTokenプラットフォームは、今年4月から、トゥルーUSDの準備金のリアルタイムモニタリングを開始すると発表しました。同社は、経理会社Armaninoと提携して、ドル建てのリアルタイムダッシュボードを公開予定です。


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