BTC/JPYの日足チャートを見ていきます。3月6日以降から形成されるレンジ相場を3月16日に上
へ突破したBTCは本日3月17日までに44万8千円台まで上値を伸ばすことになりました。44万8千円台は2月24日に見せた大暴落に対するフィボナッチライン近辺でもあり、ビットコインは2月16日の急上昇を一時終えた可能性が高い状況と言えます。
一度フィボナッチライン近辺で反発の値動きを見せているBTCは今後再び上昇の値動きを見せるのでしょうか?現在反落を起こしているBTCにとって意識されるサポートラインは3月6日以降のレンジ相場にてレジスタンスラインとなった43万4千円台近辺までが意識されることになります。
次にBTCの注文比率を見ていきます。上記図はBTC/USDの売り注文チャートとなります。BTC売り注文チャートでは2018年12月以降下降トレンドラインに沿った売り注文の減少が見られていました。
減少チャートを形成していた売り注文でしたが、2月末に入り2018年3月以降からの最低値の位置でそれまでの減少をストップ。反発の動きに切り替わっていることがわかります。
3月12日には遂にそれまでの下降トレンドラインを上へブレイクする動きへ切り替わりました。現在BTCの売り注文量は一目均衡表に抑えられた形となっていますが、一度下降トレンドラインを上に抜けたBTCにとって、今後も売り注文量が上昇していく可能性があると言えるでしょう。
BTC/USDの買い注文量チャートも見ていきます。買い注文チャートでは2018年12月から2019年2月にかけて長期的なトライアングルパターンを形成した後に大きく買い注文量を減少させました。3月に入るとトライアングルパターンの底値を更に抜ける減少へ移動しています。
更にBTC/JPYチャートで急上昇を見せた3月16日には買い注文量も一時的に大きく上昇こそ見せましたが、トライアングルパターンの底値帯と20日移動平均線で反発を見せておりしっかりとした上昇をみせることが出来ませんでした。
今後トライアングルパターンの底値がレジスタンスラインへと機能する場合、BTCの買い注文量は更に減少する可能性が高まってくることになります。
ビットコインの注文比率では、売り注文量は上昇へ、買い注文量は減少へ傾きやすいチャートを形成しており、BTC/JPYチャートでは売り圧力を受けやすい展開を迎えることになります。
注文比率の視点で見るとBTCは一度3月上旬からのレジスタンスラインである44万3千円台近辺まで下落する可能性があると言えます。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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