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  • 2019/03/20
  • 2019/03/20
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

米エレクトロニクス大手Avnetがビットコイン支払いを開始|初月に数億円の取引を計上

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〇出典:公式ツイート@Avnet より
世界最大規模の半導体商社大手である米国のAvnet(アヴネット)は、ブロックチェーン決済プロセッサのBitPayとの提携を通じて、仮想通貨決済の受け入れを開始しました。顧客はビットコインかビットコインキャッシュで、製品やサービスの代金を支払う事ができます。

世界的なディストリビューターがビットコイン支払いを導入

Avnetは、MicrosoftとDellに次いで、ビットコインによる支払いを受け付ける米国で3番目に大きなテクノロジー企業となります。Avnetのデマンドクリエーション担当バイスプレジデントであるSunny Trinh(サニー・トリン)氏は以下のように述べています;

「フォーチュン500企業の中で最大のグローバルテクノロジーソリューションプロバイダーの1つであるAvnetは、ビットコインによる支払いを受け入れるという決断によって、本当に顧客のニーズに耳を傾ける革新的な企業である事が示されています。」

顧客が支払いを仮想通貨で処理する様に設定すると、AvnetはBitPayと連携して代金を検証し、注文を処理して取引を完了します。AvnetとBitPayはまた、米国外の仮想通貨の要求について、国別に管理・処理することができるという。

Avnetはエンドツーエンドのエコシステム設計を理念としており、支払いオプションとして仮想通貨を採用することで、顧客が各製品ライフサイクルのあらゆる段階で、製品、マーケティング、サプライチェーンの専門知識に簡単にアクセスできるようにできるようになると考えています。

Trinh氏は、「仮想通貨の支払いはクレジットカードや銀行送金よりも簡単かつ迅速なだけでなく、製品を市場に出すのにかかる時間、コスト、そして複雑さを減らすことができる。」と語る。暗号支払いを導入した最初の1ヵ月以内に、既に「数百万ドル」の仮想通貨トランザクションを処理したという。

発表によると、AvnetはBitcoin.com(ロジャー・バー氏所有の暗号ウォレット及びメディア企業)と共同で、暗号通貨の保管を可能にし、顧客に「最高レベルのセキュリティ」を提供するための新しいハードウェアウォレットを開発しています。

2011年に設立されたBitPayは、ビットコイン決済のパイオニアであり、世界中で数千もの加盟店、及びB2B顧客から年間10億ドル以上を処理しています。消費者はBitPayウォレットで仮想通貨を管理し、BitPayプリペイドVISAカードで資産をドルに変えることも可能です。Bitpayは、米オハイオ州のビットコイン(BTC)による税金支払いの取組みを支援している事でも知られています。


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