国際パブリックチェーン技術評価指数(GPBTAI)」は、工業情報化省傘下のCCID(Qingdao)ブロックチェーン・リサーチ・インスティテュートが作業を組織・実施しており、毎月定期的に公開されています。ランキングは以下の通りです;
CCIDの評価ランキングは、3つの評価項目で採点されます―1.基本的な技術レベル、2.アプリケーションレベル、3.革新性。基礎技術レベルは評価全体の65%を占め、チェーンの技術要素、主に安全性・分散性・機能・性能を評価しています。
上位のラインナップに大きな変動はありませんでした。待望のアップグレード「コンスタンティノープル」を遂げたイーサリアムでさえ、基礎技術が5点追加された程度で、依然として3位に位置付けられています。
重要な変化は中堅グループに見られました。まずテゾス(XTZ)のランキングは前回30位から17位に大幅に上昇しました。3つの指標が均等に加点され、合計点は11.4点増加しました。テゾスは最近、テゾスにとって最初のオンチェーンガバナンスを成功させました。米国の著名な暗号投資家ウィンクルボス兄弟が、テゾスへの投資を公表した事でさらに注目されています。
ウェーブス(WAVES)は17位→11位に変化、総合点がわずか1.7点向上しています。イーサリアム・クラシック(ETC)は26位→20位にランクアップ、基礎技術項目が7.3も加点されています。3月初旬、開発組織ETC Labs CoreやETC CooperativeはConsenSys(コンセンシス)やイーサリアム財団で働いていた人材を採用した事を表明しました。ETCチームは、イーサリアム開発組織との連携と強固な体制を強調しました。
2月末には、新たに「WETC」という、イーサリアム・ネットワークにETCを持ち込む相互運用性コンセプトの計画を示唆しました。
"We plan to bring ETC to ETH in a wrapped form using [the] @poanetwork TokenBridge." - Igor (@Barinov) https://t.co/8ozKnqY7CW https://t.co/xEmsD1EV9g
— Ethereum Classic (@eth_classic) 2019年2月24日
昨年末にその開発組織の一つが財政難のために解散したイーサリアム・クラシックですが、最近、再編成に成功したとして評価を高めている模様です。
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