ここ数週間で、アルトコインの中にいくつかの重要な動きがありました。傾向として、トップの通貨は安定していますが、多くの中位規模のコインの間で急激な変動がありました。トップゲイナーのいくつかは50%以上のリターンを得ています。一方でルーザーは90%以上下がっています。これらのコインの大部分はこれまで聞いたことがないものであり、明らかな草コインは市場から排除されつつあります。
データサイトCryptoCompareの最新のレポートは、市場がアルトシーズンにあることを示す分析を示しました。クリプトツークリプトの暗号資産取引所の出来高が2月に増加し、12月の水準を上回りました。フィアットの取引所は横ばいでした。
データによると、フィアットツークリプトの取引所は、2018年12月の730億ドルから、今年1月と2月に630億ドルに減少しました。一方、クリプトオンリーの取引所は、12月の1,420億ドルから1月の1,310億ドルに下落した後、2月に1,750億ドルに拡大しました。これは、クリプト型の取引所が好調に推移した事を示しています。
暗号市場規模は1月末の約1130億ドルから現在およそ1400億ドル(15兆6200億円)まで回復傾向にあります。一方で、ビットコインのドミナンスは昨年末の55%から現在の50.5%まで縮小傾向にあります。同期間に中位以降のアルトコインを示すOthersは19.2%から21.5%に拡大しました。
大きく2つのグループに分けられると思います。1つは取引所トークン。IEO(イニシャル・コイン・オファリング)を各所が発表しており、トークンセールに利用される、ZBトークン、Kucoinシェアーズ、Huobiトークン、OKBが上昇しました。
もう一つはプルーフオブステーク(PoS)型トークンです。保有者がステーキングによりパッシブ・インカムを得られるトークンは、海外でStakedやAnchor Labs等の専用カストディアンが整い、メディアでも頻繁に特集されているため、注目度が日増しに高まっている様です。該当するトークンには、テゾス(XTZ)、カルダノ(ADA)があります。
レーベンコイン、オントロジーは一括りな説明が困難ですが、どちらも先週出来高が10倍に拡大しました。前者はBinance、後者はBit-Z、Huobiで主に取引されています。
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