COIN TOKYO

¥615,617
BTC -0.14%
¥18,494
ETH -0.32%
¥33.78
XRP +0.39%
¥30,747
BCH -0.44%
  • 2019/04/14
  • コイン東京編集部

Binanceリサーチ「仮想通貨市場は依然として価格設定に弱く、相関性が極めて高い」-仮想通貨ニュース

このエントリーをはてなブックマークに追加
Binanceのリサーチ部門の最新レポートは、「暗号資産市場における投資家の習慣が、伝統的な金融市場に比べて、市場動向に大きな影響を与えている」と発表しました。

ビットコイン価格動向とアルトコイン価格の相関性

最も顕著な点は、ビットコイン価格動向とアルトコイン価格との間で非常に高い相関関係があった事です。ビットコインとアルトコインの相関率は平均0.9ポイント。さらに、相関値が0.94を超える期間は2度あり、それらの合計日数は98日間となっています。この期間、ビットコインとアルトコインのほぼ完全な相関関係を示しています。

〇ビットコインとアルトコインの相関関係 出典:info.binance.com

次に機関投資家の存在について、昨年1月時点、暗号資産を専門とする700のファンドの合計で約100億ドルの管理資産が観測されました。これは他の資産クラスと比較して、時価総額との比率の観点で小規模です。

〇金融市場別の投資家構成 

暗号市場における機関投資家の仮想通貨の保有比率はわずか7%に過ぎません。これは、米国の株式市場における機関の保有比率の13分の1です。

それにもかかわらず、仮想通貨市場における機関投資家の売り上げは2018年に2150%に達し、米国株式の売り上げの8倍に相当しました。同時に、中国市場の3倍の売上高でもあります。これは、市場の動きや新しいニュースの度に、暗号投資家がより積極的に売買した傾向を意味します。Binance はこうした機関の特性を「モメンタム主導型」と称しました。

〇2018年の年間回転率

一方で、大半の暗号投資家は、弱気相場の間にひたすら「ガチホ(HODL)」して上昇を待つ傾向があります。そして、価格が前回の最高値近くまで回復するとすぐに活発になっていました。この傾向は、UTXOの時価総額である「Realized Cap(紛失やバグを加味した実効値)」に見る事ができます。

UTXO時価総額データは、ビットコイン・ネットワーク全体の供給量×価格ではなく、直近の送金時と市場価格の合算値を意味します。ここでは、暗号投資家が弱気市場ではHODLになる傾向があり、ビットコインの弱気市場にUTXOの上限が緩やかな変化に留まった事を示しています。仮に、弱気市場で直前と変わらず取引活動を行った場合、Realized Capはより急激な下落曲線を描きます。

暗号市場の課題

〇UTXO Realized Capとビットコイン価格 出典:info.binance.com/en/research/marketresearch/cryptoasset-cycles.html

最後に、Binanceは市場がまだプロジェクトの評価が出来ていないと指摘しました。結局のところ、強気相場では個別のプロジェクトに関係なくすべての暗号資産が成長します。反面、大きな悲観局面では、成功している通貨さえも一連して崩壊します。Binanceは、これら暗号市場の未成熟性について、大きく3つの要因を指摘しました;

1、不完全なシステムと規制:市場参加者が遵守する強制的な情報開示メカニズムの欠如
2、非対称的な情報:非常に複雑で、新規参入者にとって比較的高い参入障壁がある。速くて信頼できるメディアが少なく、フェイクニュースが広まりやすい。
3、限定的な裁定取引チャネル:主流のコイン固有の送金速度の制限、国毎の規制上の制限、デリバティブ商品の不足。しかし、2018年にこの傾向は改善しつつある。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る