170社が加盟するルクセンブルク・プライベートエクイティ・ベンチャーキャピタル協会(LPEA)は、国際的なPE規制の下、柔軟で安全で予測可能な多言語の管轄を目的としています。国内のプライベートエクイティおよびベンチャーキャピタルの代表として機能し、国の投資フレームワークの開発において主導的な役割を果たしています。
LPEAの法務ワーキンググループ「LPEA Young PEリーダーズ」は、会計機関EY、PwC(プライスウォーターハウスクーパース)、法律機関Allen&Overy、Clifford Chance、StibbeやWildgenなどで構成されています。彼らは、デジタル資産を取り巻く憂慮すべきICO(イニシャル・コイン・オファリング)の問題に基づいて「セキュリティトークンの法的側面」に関する調査を実施しました。
LPEAはデジタルトークンを「ペイメントトークン、アセットトークン、ユーティリティトークン」の3つに分類しました。そのうちアセットトークンと、ユーティリティトークンは、セキュリティ(有価証券)として扱われる可能性があると詳述されています。
セキュリティ性が考慮されていない、ペイメントトークンの概要に、ビットコインとXRPが例示されています;
“ペイメントトークンは仮想通貨または暗号通貨(例えば、ビットコインやリップル)です。例えば、商品またはサービスの支払いの使用を意図したトークン、または金銭や価値の移転手段として役立つトークン。
特定の資産またはサービスに関連しないため、このカテゴリー下のトークン保有者は、トークン発行者に対して請求する権利は持たない。事実、仮想通貨はコントロールのない分権化の上に形成されているため、実質的な発行者がいない。
暗号通貨の取引は、その義務を遵守する2者間の合意と、同等の価値とみなされる財またはサービスに対する暗号通貨の交換の受諾です。第三者により成立するものではない。法定通貨との違いは受諾の概念。これは、かつてゴールドがそうであったように、交換の手段とみなすことができます。”
数日後、ルクセンブルグの財務大臣Pierre Gramegna氏は、国でリップル・ブロックチェーン技術の受け入れに前向きな態度を示しました。9日に財務大臣は、Ripple(リップル)社の共同創設者で会長のクリス・ラーセン氏との会合の成果をツイートしています;
Excellent exchange of views with @chrislarsensf. Looking forward to the further development of @Ripple in #Luxembourg and #Europe. pic.twitter.com/M6xJAc7Fxn
— Pierre Gramegna (@pierregramegna) 2019年4月9日
「クリス・ラーセンと素晴らしい意見交換ができました。ルクセンブルクと欧州で、Rippleがさらに発展するのを楽しみにしています。」
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
スパーク(Spark)トークンは、近々再び大きな上昇の値動きを...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/28
リップル(XRP)は弱気相場目線が強まる展開に?リップル(XRP...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/26
スパーク(Spark)トークンは激しいボラティリティが続く仮想通...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/25
リップル(XRP)もビットコイン(BTC)から次いで下落への値動き...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/24
リップル(XRP)逆行高!ビットコインなど急落する中でなぜリッ...
コイン東京編集部 2021/02/23
スパーク(Spark)トークンは価格を再び急上昇!テクニカル的に...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/23
SECのリップル社に対する告発は「完全に間違っている」―SEC元...
コイン東京編集部 2021/02/22
リップル(XRP)は徐々に下値を下げる展開に!リップル(XRP)の...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/21