Binanceは、四半期毎に取引手数料による利益の20%を用いて、バイナンスコイン(BNB)を買い戻してバーンします。全BNBの50%を買い取るまで(=1億BNB)すべての買戻取引はブロックチェーン上で公表されます。最終的に1億BNBがバーンされ、1億BNBが残ります。
最初に2億BNBが発行されており、これ以上のコインは生成されません。この構造は本質的にデフレの性質を持ち、コインが魅力的な投資対象になるよう設計されています。
Q7(2019年1-3月)のBNBの償却枚数は、前四半期の約半分です。しかし、過去3ヶ月間でBNBの価値が3倍以上になったため、米ドル相当額は前四半期を大幅に上回っています。
ビットコイン(BTC)が市場で好転する前に、バイナンスコイン(BNB)の価格が上昇しました。そのため、ユーザーの取引手数料に費やされたBNBの枚数が減少しました。なお、最近のBTC価格の上昇に伴い、米ドル建てのBNB手数料収益も好転しています。また、Binanceは、BitTorrentトークン(BTT)のLaunchpadセールが、BTCの転機となったと分析しています;
“BTTのセールが非常に成功したことで、市場の信頼感が回復し、トークンプロジェクトへの関心が再燃しました。”
2019年第1四半期、弱気市場の最中にLaunchpadが復活しました。Binanceによると、Launchpadはプロジェクトの資金調達の支援を越えた利点があります。
ブロックチェーンの世界では、初期投資家が最初の将来のユーザーになります。Launchpadは、Binanceユーザーがプロジェクトの拡張性を高める点で役立ちます。この事は資金を集めるよりも重要だとBinanceは主張します。
Binanceは投資家を保護するために、Launchpadのプロジェクト選択に、徹底したデューデリジェンスを行いました。信頼できるプロジェクトをエコシステムに確実にもたらすために、厳格なプロセスを通して選別されます。
一方、プロジェクトチームと創設者にとって、従来のベンチャーキャピタルで必要とされたピッチ資料や、ボードミーティングなどに対処する多大な時間とエネルギーを削減できます。Launchpadを使用すると、プロダクトの開発に専念できます。
Binanceは、Launchpadが「数日で3倍、5倍、10倍の資金を稼ぐ」ために設計されたプラットフォームではない事を強調しました。単に市場が過剰反応しているに過ぎないという。投資家が理解でき、長期にわたって保持する考えがあるプロジェクトにのみ投資することを強く勧めました。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
リップル社支援のFlare Networks、XRPに続きステラルーメンの...
コイン東京編集部 2021/02/27
7億5000万ドル分のビットコインを売って、エイダ、ポルカドッ...
コイン東京編集部 2021/02/27
SECがイーロン・マスク氏を調査、仮想通貨ドージコインに関す...
コイン東京編集部 2021/02/26
カルダノ(ADA)昨日30%の急騰で時価総額3兆円越え達成!カル...
コイン東京編集部 2021/02/21
ネム(XEM)レジスタンスライン突破で30%超の暴騰!次に控える...
コイン東京編集部 2021/02/20
Binance Smart Chainの資産価値(TVL)が80億ドル越え=昨年夏...
コイン東京編集部 2021/02/19
Enjin、Minecraft向けのNFTを提供。Microsoft Azureとのコラ...
コイン東京編集部 2021/02/12