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  • 2019/04/18
  • 2019/04/18
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ネム(XEM)がスイスのフィアット対応の暗号資産交換所Lykkeに上場

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Lykkeブログより
スイスの暗号資産交換所Lykkeがネム(XEM)のサポートを開始しました。4月16日以来、以下2つの取引ペアが開設されています。

XEM / BTC(ビットコイン)
XEM / USD(米ドル)

NEMブロックチェーンの投資テーマ

マレーシアで2015年に設立されたNEMブロックチェーンは、独自のプラットフォーム用のコードを一から構築されました。結果的にNEMはユニークですが、プラットフォーム分野では多くの競合企業が存在します。Lykkeは、NEMが優れた投資先である理由を2つ挙げています;

第一に、「NEMチームは、デジタル資産XEMを人工的にパンプしていると指摘された事が一度も無い」とLykkeは述べています。NEMでは、常に開発タスクが優先されているようです。NEMのWebサイトで紹介されたプロジェクトは多様性を示しています;認証、公証の記録、不動産、個人の仮想通貨発行、クラウドファンディングなど、現実のユースケースのためにNEMブロックチェーンは構築されています。

第ニに、スマートコントラクト分野の競合と区別するため、NEMはユーザーエクスペリエンスとそのブロックチェーンソリューションのシンプルさにフォーカスしています。その一例が、NEMブロックチェーンのカスタマイズ機能「NEMスマートアセットシステム(NEM Smart Asset System)」です。NEM SASで、ユーザーは自分のスマートアセットと実行ルールを設計できます。NEMによると、ミクロ経済をNEMブロックチェーン上で実行する事の利点は、独自のコンセンサス「Proof of Importance(重要性の証明)」にあります。

POIは、ネットワーク内のノードの寡占化を防ぐため、各アカウントの重要度を評価するアルゴリズムです。評価は、「ステーク(保有数)」、「取引パートナー数」、「過去30日間のトランザクション数とサイズ」の3つで測定されます。革新的なPOIの要素は、オランダのビジネス向けプロジェクト「LTOネットワーク(LTO)」も取り入れています。

ネム(XEM)は3月にジブラルタルの取引所GBX-DAXに上場していました。GBXへの上場は、スポンサー企業Techemy Advisoryの協力によって実現していました。

Lykkeについて

スイスに拠点を置く暗号資産交換所Lykkeは、暗号通貨とフィアット(法定通貨)に対応しています。Lykkeのサービスは、Web端末とモバイルウォレットアプリケーションから全ての暗号通貨を手数料ゼロで取引できます。またビットコインのみマージントレード(証拠金取引)に対応している様です。

また、同社は外国為替取引(FX)で、USD、CHF、EUR、GBP、JPY、その他通貨の取引サービスも提供しています。

昨年11月にLykkeは、オランダの規制された証券取引プラットフォームNxchangeと提携した事を発表しました。両社は、ブロックチェーン技術でトークン化された証券を提供するプラットフォームの開発を目指しています。


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