マレーシアで2015年に設立されたNEMブロックチェーンは、独自のプラットフォーム用のコードを一から構築されました。結果的にNEMはユニークですが、プラットフォーム分野では多くの競合企業が存在します。Lykkeは、NEMが優れた投資先である理由を2つ挙げています;
第一に、「NEMチームは、デジタル資産XEMを人工的にパンプしていると指摘された事が一度も無い」とLykkeは述べています。NEMでは、常に開発タスクが優先されているようです。NEMのWebサイトで紹介されたプロジェクトは多様性を示しています;認証、公証の記録、不動産、個人の仮想通貨発行、クラウドファンディングなど、現実のユースケースのためにNEMブロックチェーンは構築されています。
第ニに、スマートコントラクト分野の競合と区別するため、NEMはユーザーエクスペリエンスとそのブロックチェーンソリューションのシンプルさにフォーカスしています。その一例が、NEMブロックチェーンのカスタマイズ機能「NEMスマートアセットシステム(NEM Smart Asset System)」です。NEM SASで、ユーザーは自分のスマートアセットと実行ルールを設計できます。NEMによると、ミクロ経済をNEMブロックチェーン上で実行する事の利点は、独自のコンセンサス「Proof of Importance(重要性の証明)」にあります。
POIは、ネットワーク内のノードの寡占化を防ぐため、各アカウントの重要度を評価するアルゴリズムです。評価は、「ステーク(保有数)」、「取引パートナー数」、「過去30日間のトランザクション数とサイズ」の3つで測定されます。革新的なPOIの要素は、オランダのビジネス向けプロジェクト「LTOネットワーク(LTO)」も取り入れています。
ネム(XEM)は3月にジブラルタルの取引所GBX-DAXに上場していました。GBXへの上場は、スポンサー企業Techemy Advisoryの協力によって実現していました。
スイスに拠点を置く暗号資産交換所Lykkeは、暗号通貨とフィアット(法定通貨)に対応しています。Lykkeのサービスは、Web端末とモバイルウォレットアプリケーションから全ての暗号通貨を手数料ゼロで取引できます。またビットコインのみマージントレード(証拠金取引)に対応している様です。
また、同社は外国為替取引(FX)で、USD、CHF、EUR、GBP、JPY、その他通貨の取引サービスも提供しています。
昨年11月にLykkeは、オランダの規制された証券取引プラットフォームNxchangeと提携した事を発表しました。両社は、ブロックチェーン技術でトークン化された証券を提供するプラットフォームの開発を目指しています。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
ネム(XEM)レジスタンスライン突破で30%超の暴騰!次に控える...
コイン東京編集部 2021/02/20
ネム(XEM)約15%の急騰から戻り高値更新!目前に強力なレジス...
コイン東京編集部 2021/02/18
仮想通貨ネム(XEM)の次世代チェーンSymbolのローンチが2月...
コイン東京編集部 2020/12/31
ネム(XEM)の次世代トークン「シンボル(XYM)」の上場が既...
コイン東京編集部 2020/12/15
仮想通貨ネム(XEM)が週間50%増加、2018年4月の高値を目指す
コイン東京編集部 2020/12/06
リップル大暴騰から急落か!BTC,ETH等気になる仮想通貨相場の...
コイン東京編集部 2020/11/27
コインチェック、仮想通貨ネム(XEM)の新トークン(XYM)申...
コイン東京編集部 2020/11/05