一連のライセンスに加えて、顧客確認(KYC)およびマネーロンダリング防止の要件を満たす事で、XRPL Labは自社の製品ラインを拡張する見込みです。
XRPL Labのプロダクトの代表例には、リップルの投げ銭ツール「XRP Tip Bot」があります。現在、Tip BotはKYCを採用しておらず、1チップあたり5 XRP、1ユーザーあたり1か月あたり最大1000 XRPの出金に制限しています。より大きなトランザクションと出金を実現するため、法令に準拠した手段を導入できる可能性があります。
交換ライセンスはまた、店舗用の支払いアプリ「XRPayments」や、変換アプリ「XRPParrot」のような、同社の他の製品の拡張にも役立ちます。
Wind氏は先週オランダで開催されたXRPコミュニティーミートアップで以下のように発表しました;
「私たちは、実際にはTip Botのリアルなライセンスを取得する過程にあります。この取り組みは、まだ始めたばかりです。そして多くの障害があると確信しています。しかし、我々の次のステージは、実際の欧州の銀行ライセンスを取得して、XRPと支払いを橋渡しすることです。レガシーネットワークを終わりにしましょう。数年以内に、どこまで到達できるか見てみましょう。」
XRPコミュニティ・ブログによると、Wind氏はXRPを分散元帳として使用する最初のオンライン銀行の設立を目指しており、銀行ライセンスの取得はこのビジョンを裏付けると期待されます。
オランダの開発者Wietse Wind氏が設立したXRPL Labsは、XRPレジャーとILP(インターレジャー・プロトコル)にフォーカスした開発企業です。同社は今年2月に、Ripple社の投資育成部門Xpringの出資を受けた事が伝えられています。正確な投資額は明らかにされていませんが、XRPL Labsを数年間運営するには十分すぎると言われています。
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