COIN TOKYO

  • 2019/05/02
  • 2019/05/02
  • コイン東京編集部 新崎優太

ビットコイン(BTC)はレンジ相場の上値突破を試みる、今後の価格はどうなるのか?-5月2日チャート分析

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4月26日以降、レンジ相場を形成している仮想通貨ビットコイン(BTC)は4月30日に入るとレンジ相場内で一目均衡表の雲を上方へ突破し、更にレンジ相場のレジスタンスライン突破を試みる展開が続いています。ビットコインはこのままレンジ相場から上昇チャートを形成することになるのでしょうか?チャートを確認していきます。

仮想通貨ビットコイン(BTC)は一目均衡表の雲を突破後、サポートとして機能している

(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)

BTC/JPYの2時間足チャートを見ていきます。4月26日の大陰線形成以降、サポートラインである57万1千円台で張り付きながらレンジ相場を形成してきたBTCは、4月28日までに緩やかな上昇チャートを形成しようとしましたが、一目均衡表の雲に上値を抑えられた形となり、4月29日以降再びサポートライン付近まで下落する形を見せました。

その後しばらく一目均衡表の雲に抑えられた値動きが続きましたが、4月30日に入ると陽線を連ねながら一目均衡表の雲を上方へ突破する値動きを見せました。レンジ相場の中で一目均衡表雲の突破という上昇トレンドへのサインを発生させたBTC、更に一目均衡表雲突破後のBTCはその下値を雲に沿った形で動いており、本日5月2日のBTCチャートでは一目均衡表雲がサポートラインとして機能し始めていることがわかります。

レンジ相場の中で新たなサポートラインを形成することが出来ているBTCはレンジ相場を上方へ突破できるタイミングとなっています。気を付けなければならない点として、現在サポートラインとして機能している一目均衡表の雲は本日5月2日の深夜帯にかけて非常に薄くなる見通しとなり、サポートラインとしての機能を失う可能性があります。

そのためサポートラインとして機能しているタイミングでレンジ相場のレジスタンスラインである59万5千円台を突破できるのか注目です。レジスタンスライン付近で揉み合いが本日5月2日の深夜帯まで続く場合、BTCは再びレンジ相場のサポートラインまで下落する可能性も高まるため注意しましょう。

BTC/JPYの4時間足チャートを見ていきます。現在レジスタンスライン付近で揉み合いを続けているBTC、今後仮にレンジ相場から上昇チャートへ切り替えた場合、まず意識される価格帯は節目である60万円台、更に60万円台を突破した場合、61万5千円台まで意識することが出来ます。また上昇チャートを形成した場合、4月上旬からのhead and shoulderが形成される可能性も控えているため注意しましょう。

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