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  • 2019/05/03
  • 2019/05/03
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Ripple社の欧州規制責任者、英国FCAの先進性に期待|英PayGlobalのATMカードがXRPをサポート

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@Payglobalmeより
4月末にロンドンで開催された「グローバルサミット2019、イノベート・ファイナンス」で、Ripple社の欧州規制当局の責任者ダン・モルガン氏は、各国の規則と仮想通貨市場の現状について語りました。


FCAの規制が産業への投資を促進

モーガン氏によると、現時点でのRipple社の主な焦点は規制当局との会話であり、同社のビジネスが現地の規制を阻害しないことを説明することだという。Ripple社は、金融システムを倒そうとしているのではなく、重要な部分として協調しようとしています。彼は「暗号資産は独立した機関ではなく、将来の世界的な金融システムの一部として見なされるべき」だと断言しました。

モーガン氏はまた、Ripple社と業界の両方にとって2019年は重要であり、世界標準が変わろうとしていると主張しました。同氏によると、英国は仮想通貨の受入れ準備が最も進んだ国の一つです。政治的な混沌の中で、規制当局はイノベーションのスペースを創出しようと努めています;

「英国はこれまで迅速に規制を作成してきた管轄であり、仮想通貨でも行われると確信しています。規制を統括するFCA(金融行動監視機構)がこの国を強化してきました。国の政治的混乱にもかかわらず、スペースへの投資は増えています。」

先月、FCAに規制された電子マネーエージェントPayGlobalがリップル(XRP)を自社のATM銀行カード払いに追加することを発表しました。ユーザーは同社の銀行カードを使って仮想通貨(BTC、ETHを含む)をフィアットに換えて送金できます。

PayGlobalは、登録ユーザーにさまざまな支払いサービス(銀行振込、デビットカード、仮想通貨およびその他の代替支払い)を提供する英国の電子ウォレットサービスプロバイダーです。サービス対象国は欧州、オーストラリア、シンガポール、メキシコ、ナイジェリアとされています。


モーガン氏はさらに、暗号分野に参入する金融機関が、業界のムーブメントに大いに貢献してきたと述べました。

最近、Ria Financial Servicesは、国境を越えた取引を促進するためにRipple社と提携した事を発表しました。Ria Financial Servicesのマイケル・J ・ブラウンCEOは、以下のように述べています;

「当社は、Ripple社と契約を締びました。これによりRiaの世界中な加盟店とデジタルフットプリントへのアクセスをRippleに提供します。同様にRiaの顧客は、世界の200以上の金融機関が参加するRippleのネットワークに接続して取引することを可能にします。」

1987年にニューヨークで最初の拠点を設けたRia Money Transferは、155カ国以上に377,000以上の拠点を有す、年間送金額400億ドルの世界的なペイメントプロバイダーです。


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