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  • 2019/05/10
  • コイン東京編集部

BitfinexやDMMビットコインがLiquid Networkに加入、裁定取引の機会創出に期待

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Blockstreamより
Blockstream(ブロックストリーム)は、仮想通貨取引所BitfinexやDMMビットコイン、TaoTaoを含む14の新規メンバーがLiquid Networkに加入した事を発表しました。彼らは、ビットコインと1:1で交換可能な「Liquid Bitcoin(LBTC)」の発行、入出金に対応します。

Liquid Bitcoinのユースケース

Liquid BitcoinはLiquid上で動作するビットコイン(以下Bitcoin)です。Liquidは、主に取引所で構成される15の組織によって管理されているパーミッション(許可)型のブロックチェーンです。

Liquidはハードウェアベースのサイドチェーンであり、メインのビットコイン・ブロックチェーンからLiquidサイドチェーンへ、ある程度信頼を有す方法でBitcoinの裏付け(ペッグ)と転送を可能にします。プラットフォーム間の転送時間はわずか2分。そのため主要なユースケースは、裁定取引(アービトラージ)を行うトレーダーの取引所間の転送です。

Blockstreamのマリオ・ギブニー氏によると、Liquidチェーンは徐々に一般的に公開されつつあります;

「ユーザーは、流動的なクライアントを使用して、互いに直接送金できます。今後すぐに、モバイルウォレットもサポートする予定です。より多くの取引所が統合するにつれて、ユーザーは2分以内に各取引所への入出金ができるようになるだろう。」

trustnodes.com/2019/05/09/bitcoin-sidechain-coin-launches-on-bitfinex

Bitcoinトランザクションは通常約250バイトですが、Liquid Bitcoinのエクスプローラーによると、LBTCは約2KBから10KBの範囲となっています。

Liquidは機密性の高いトランザクションを実行するため、トランザクションのコストがはるかに大きくなります。その分、プライバシーが向上するとされています。

ホワイトペーパーによると、ペグは「親チェーンとサイドチェーンが互いにデータのSPV(Simplified Payment Verification:取引の簡易検証)を行う」ことで管理されています。

パーミッション型のサイドチェーンは他者が検証できないため、資金を盗むか凍結する可能性がある15の検証者頼を信する必要があります。これは、仮想通貨取引所のように、当事者間にある程度の信頼が構築された状況では便利になります。

例えば、信頼に基づいて、ゼロ承認トランザクションを受け入れておいて、後で調整することもできます。仮にトランザクションが最終的に何らかの理由で確認できなかった場合でも、再度送信するように要求できるからです。このため、取引所間の数分の転送が実現します。

Liquid Networkの拡大基調

Liquid Networkは現在、35の取引所、トレーディングデスク、および金融機関の加盟メンバーを誇っています。

新たに加盟したBitfinexのCTO、パオロ・アードイノ氏は、次のように述べています。

「1つのブロックチェーン・プラットフォームでビットコイン、ステーブルコイン、およびその他のさまざまなデジタル資産を発行する事は、理にかなっています。それは私たち取引所の統合負担を減らし、トレーダーは単一のウォレット・アプリケーションから自身の資産を管理できます。」

Blockstreamによると、今後数週間でより多くの統合が可能になります。

テザー(USDT)とStably(USDS)は、Liquid上でステーブルコインを発行する計画を発表しました。デリバティブ取引所BitMEXは、試験プログラムの一環として、LBTCの入出金を支援するためにブロックストリームと協力しています。

Coboウォレット、取引所Coinone、GOPAX、およびHuobi等が、LBTCの入金とユーザーへの引き出しを可能にするために、Liquidの統合に取り組んでいます。


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