COIN TOKYO

  • 2019/05/10
  • 2019/05/10
  • コイン東京編集部 新崎優太

リップル(XRP)は昨年末から形成される下降チャネルを大きく下へ外れる、今後の価格はどうなるのか?-5月10日チャート分析

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2018年12月24日以降、長く下降トレンドを続けている仮想通貨リップル(XRP)は5月7日に遂にそれまでサポートラインとして機能していた下降チャネルを下方へブレイクします。下降チャネルブレイク後も強い反発を見せず、結果、下降チャネルラインに沿った形で更に大きく下落したリップルは今後どのような値動きを見せるのでしょうか?チャートを確認していきます。

下降チャネルラインから大きく離れてきた仮想通貨リップル(XRP)は一時反発を見せているも、売り優勢は変わらず

(TraidingViewのXRPBTC 4時間足チャート)

XRP/BTCの4時間足チャートを見ていきます。2018年12月24日以降下降チャネルに沿った形で下降チャートを形成してきたXRPは5月7日に下降チャネルを割る値動きを見せました。2018年12月24日以降、複数回下降チャネルを割ろうとする値動きは見られましたが、これまでの値動きではその後下降チャネル内へ収束する値動きを見せています。しかし今回のXRPチャートでは5月8日に下落こそ止めますが、強い反発を見せることが出来ず、結果下降チャネルラインに沿って更に反落する値動きを見せることになりました。

現在XRPは0.0000458BTC台まで下値を伸ばし、一時反発の値動きを見せています。しかし下値更新後の反発は既に売り圧力が優勢となっており、反発時の陽線には長い上ヒゲが伴っていることがわかります。上ヒゲを伴うローソク足後のローソク足は現在のところ陽線となっており、更に上昇する値動きを見せる可能性も残されていますが、既に下降チャネルラインから大きく離れているXRPは今後も下降チャート優勢とした目線で良いかと思われます。

XRP/BTCの日足チャートを見ていきます。本日5月10日に0.0000458BTC台まで下値を落としているXRPは現在一時的な反発を見せています。これまで大きく下落の値動きを続けているXRPにとって、今後も一時的な反発をしばらく続ける可能性は残されていますが、長期的に見た場合、下降チャートを形成する可能性は高いでしょう。

下降トレンドが続いているXRP、今後更に下落する場合次に意識される価格帯は2018年8月から9月までのサポートラインであり、直近の安値でもある0.00004BTC台が意識されることになります。また0.00004BTC台は2018年度の最安値でもあるため強い反発に期待しましょう。

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