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  • 2019/05/17
  • 2019/05/17
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコイン(BTC)が数分間で15%急落|大規模プラットフォームの必要性が高まる

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5月17日、ビットコイン(BTC)の価格は数分以内に約7800ドルから6700ドル(737,000円)に急落しました。直後、イーサリアム(ETH)の価格は240ドルから190ドルに下がりました。

ビットコイン価格の急激な下落は、欧州の主要な暗号資産取引所Bitstampで5000 BTCの売却注文をきっかけと見られています。これは、デリバティブ取引所BitMEXで、ロングポジションの強制清算を引き起こしました。



ビットコインが数分間で15%急落

Primitive Venturesの創設パートナーのDovey Wan氏の見立てでは、.大口がビットスタンプで5000 BTCの売り注文を入れ、流動性が比較的薄いため価格は極端に下落し、アルゴリズムの売り注文を誘発しました。

最大のビットコイン取引量を誇るデリバティブ取引所BitMEXの永久スワップ(XBT)の指数は、BitstampとCoinbase ProのBTC価格で50%ずつ構成されています。そのため5000 BTCもの売却に、XBT指数が即座に反応し、BitMEXで大量の買い注文の強制清算を引き起こしました。

BitMEXのフラッシュクラッシュ、上:BTC、下:ETH 出典:トレーディングビュー

大規模プラットフォームの必要性

Bitstampの5000 BTCの売却は、BitMEXでビットコインとイーサリアムの清算を引き起こし、仮想通貨市場全体の時価総額は前日比300億ドル(3.3兆円)縮小しました。17日午後の時点に、2300億円(25兆2457億円)となっています。

ある意味では、短期的な修正は、市場のクジラ(大口投資家)によって引き起こされました。まだビットコイン市場は発展途上で、5000 BTCの売却注文を無事に飲み込む事ができないという事実を示しています。

市場がより信頼され、規制され、そして機関投資家に広く利用された大規模なプラットフォームを備えた場合、ビットコイン価格の崩落は起こりにくくになると期待されます。


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