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  • 2019/05/20
  • 2019/05/20
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ファンドストラットのトム・リー代表「ビットコインの8,000ドルへの回復が強気相場を裏付ける」

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19日、独立調査会社ファンドストラット社のトム・リー代表は、ビットコイン(BTC)の弱気相場はついに終わったツイートしました。ファンドストラットは暗号の冬が終わった事を裏付ける理由をレポートしました。そのうち最近の項目は以下の2つです。

〇5月1日、BitfinexとTether社に対するニューヨーク州検事局(NYAG)の訴追に対する市場のリアクション(が安定していた)。
〇5月13日~15日、会議「コンセンサス2019」で確認できた。


「(17日の)6,200ドルまでのビットコインの不安な急落と、8,000ドルへの急上昇は、前向きなトレンドをさらに固めた。」

暗号の冬の終わりの兆候

ファンドストラットのレポートで指摘されている暗号の冬の終わりの兆候について、いくつかを以下に列挙します。

〇2018年後半のビットコインキャッシュ(BCH)のハッシュ戦争が終わった。多くの人がこれが6,000ドルから3,150ドルへの低下につながったと信じている。

〇デジタル資産ファンドGreyScale(グレイスケール)の「ビットコイントラスト(GBTC)」が、BTCスポットに対するプレミアムが5%に低下した。これは「Capitulation(降伏)」が発生したことを意味しています。(投資家が証券ではなく、現物を買い始めている事を示唆している。)

〇オンチェーン取引数が前年比でプラスに転じている。ブロックチェーンのユーザーが増えている。

〇ファンドストラットの製品「Bitcoin Misery Index(BMI)」は、ビットコインのボラティリティ、価格、取引活動を複合して、投資家の感情を測定します。リー氏によると4月2日にBMIが89に達し、2016年半ば以来の最高水準を記録しました。


〇200日移動平均に対して、50日間移動平均がクロスオーバーするゴールデンクロスが、4月23日に発生しました。前回これが起こったのは2015年10月です。以来ビットコインは2年間の強気相場を開始しました。

〇相対取引(OTC)のボリュームは急増し、計り知れない期間投資家の関心を示唆している。

「好きな方を選べ」

ファンドストラット社は、これらの要因により、2020年までにビットコインが新しい史上最高値を記録する可能性が高いと判断しています。しかし、依然として多くのアナリストが「新たな高値に挑戦するために、ビットコインが一度3,000ドルを再テストする必要がある」と考えています。トム・リー氏は、この事に触れて、「好きな方を選べ」と留意しました。

安値の再テストを支持するアナリストの一人に、Magic Poop Cannonがいます。彼は最近のBTCの上昇が「巨大なフェイク」になる可能性があると考えています。以下の週足チャートによると、マネーフローインデックス(MFI)とネットワークバリュー対取引比率(NVT)と強い相関を伴う増加の後に、BTC価格の下落が続いています。

tradingview.com/chart/BLX/XY1Tb1lW-Don-t-Miss-This-The-Bull-Market-May-Not-Have-Begun-BITCOIN/

2011年に2つの指標がピークに達したとき、93%の修正が続きました。2013年には、2つの指標が買われ過ぎ/過大評価された範囲に2度タッチして、それぞれ75%と85%の減少が続きました。仮に歴史の兆候に従う場合、ビットコインは今後下落するかもしれません。

特に彼は、Bitcoinが対数回帰直線にまだ触れていない事実に注目しています。BTCはこれまで、強気の上昇前に一定期間並行して取引されてきました。したがってMagic Poop は以下のように結論付けました;

「BTCはまもなく深刻な揺り戻しに直面するだろう。現在、非常に強気で、欲張りで、不合理に溢れている。それらはすべて悪い兆候です。これが、強気相場が始まったというアイデアを信頼しない理由です。」


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