COIN TOKYO

  • 2019/05/21
  • 2019/05/21
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

「CME先物が前月比263%増。bitFlyer Lightningはデリバティブ市場で首位」CryptoCompare月次報告

このエントリーをはてなブックマークに追加
2019年4月にビットコイン(BTC)価格が急上昇したため、仮想通貨取引所の取引高は前月比で大幅に増加しました。仮想通貨データ​​分析会社CryptoCompareが報告しました。

現物市場

Coinbaseのような法定通貨に対応している取引所(フィアットtoクリプト)は、前月比25%増加して720億ドル(約8兆円)で堅調に推移しました。一方、Binanceのような仮想通貨のみの市場(クリプトtoクリプト)は、2670億ドルから3,960億ドル(43兆5,600億円)へと57%増加しました。後者は4月の現物市場の84.5%を占めています。

フィアットtoクリプトの仮想通貨取引所は韓国のBithumb、UPbit、イギリス領ヴァージン諸島のBitfinexが最もパフォーマンスが高く、それぞれ170億ドル(約1兆8700億円)、87億ドル(1兆円)、67億ドル(75億円)でした。

Bitfinexは、テザー(USDT)の準備金問題を抱えているにもかかわらず、3位にランクしました。
同社は、凍結された8億5000万ドル(940億円)もの資金を補填する手段として、Tether社の資金を不正に使用したと訴追され、現在ニューヨーク検事総長(NYOAG)と係争中です。

デリバティブ市場

bitFlyer Lightning(XBTJPYパーペチュアル・フューチャーズ)は一日平均取引額15億7000万ドル(1727億円)と、4月のデリバティブ取引市場で最大の取引高となりました。BitMEX(XBTJPYパーペチュアル・フューチャーズ)は11.4億ドル、OKEx先物は11.1億ドルと続きます。

規制されたビットコイン・デリバティブ商品は、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は4月の平均取引量が7,050万ドルから2億6,600万ドルへ263%増加しました。一方、グレイスケールのビットコイン信託商品(GBTC)も4月の平均取引高が2,970万ドルに239%増加しました。

ビットコインtoステーブルコイン&フィアットの取引量では、テザー(USDT)の取引量は全体の78.9%を占め、合計1,030万BTCでした。3月にBTC/USDTペアは81.7%を占めていました。

フィアットではBTC/USD(米ドル)の取引量は、4月の92万BTCから160万BTCに74.7%増加しました。米ドルのフィアット市場のシェアは3月の46%から60%に増加しました。

一方、日本円へのBTC取引量は4,800万BTCから2,900万BTCに40%減少。フィアット市場の日本円のシェアは3月の24%から4月の10%に縮小しました。

仮想通貨の最新情報をお届けします!

人気記事ランキングまとめ

もっと見る