Coinbaseのような法定通貨に対応している取引所(フィアットtoクリプト)は、前月比25%増加して720億ドル(約8兆円)で堅調に推移しました。一方、Binanceのような仮想通貨のみの市場(クリプトtoクリプト)は、2670億ドルから3,960億ドル(43兆5,600億円)へと57%増加しました。後者は4月の現物市場の84.5%を占めています。
フィアットtoクリプトの仮想通貨取引所は韓国のBithumb、UPbit、イギリス領ヴァージン諸島のBitfinexが最もパフォーマンスが高く、それぞれ170億ドル(約1兆8700億円)、87億ドル(1兆円)、67億ドル(75億円)でした。
Bitfinexは、テザー(USDT)の準備金問題を抱えているにもかかわらず、3位にランクしました。
同社は、凍結された8億5000万ドル(940億円)もの資金を補填する手段として、Tether社の資金を不正に使用したと訴追され、現在ニューヨーク検事総長(NYOAG)と係争中です。
bitFlyer Lightning(XBTJPYパーペチュアル・フューチャーズ)は一日平均取引額15億7000万ドル(1727億円)と、4月のデリバティブ取引市場で最大の取引高となりました。BitMEX(XBTJPYパーペチュアル・フューチャーズ)は11.4億ドル、OKEx先物は11.1億ドルと続きます。
規制されたビットコイン・デリバティブ商品は、CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は4月の平均取引量が7,050万ドルから2億6,600万ドルへ263%増加しました。一方、グレイスケールのビットコイン信託商品(GBTC)も4月の平均取引高が2,970万ドルに239%増加しました。
ビットコインtoステーブルコイン&フィアットの取引量では、テザー(USDT)の取引量は全体の78.9%を占め、合計1,030万BTCでした。3月にBTC/USDTペアは81.7%を占めていました。
フィアットではBTC/USD(米ドル)の取引量は、4月の92万BTCから160万BTCに74.7%増加しました。米ドルのフィアット市場のシェアは3月の46%から60%に増加しました。
一方、日本円へのBTC取引量は4,800万BTCから2,900万BTCに40%減少。フィアット市場の日本円のシェアは3月の24%から4月の10%に縮小しました。
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
Coinbase、RippleがLinkedInの米トップ新興企業50に選出|日...
コイン東京編集部 コイン東京編集部 2019/09/06
「Tポイント」でビットコインが購入可能に、ビットフライヤー...
コイン東京編集部 新崎優太 2019/08/20
住友商事とbitFlyer Blockchainが業務提携│不動産賃貸契約プ...
コイン東京編集部 アオ 2019/07/24
取引所bitFlyer(ビットフライヤー)が最大レバレッジ倍率の変...
コイン東京編集部 アオ 2019/05/15
取引所ビットフライヤーが4月22日に予定していたレバレッジ最...
コイン東京編集部 アオ 2019/04/22
暗号市場で実際の流動性が高い取引所、上位5つにbitFlyerとCo...
コイン東京編集部 コイン東京編集部 2019/02/27