週足チャートに基づくと、BDIはマクロの観点で弱気であることがわかります。長い対角線の抵抗線に沿って、ドミナンス60%で反落しているように見えます。斜めのトレンドラインは、2014年2月から引っ張っています。以前はサポートとして機能しましたが、2017年4月以来、抵抗線となっています。
直近のビットコインの放物線相場の後にもかかわらず、インデックスはまだ弱気であることを示しています。より細かい時間軸を見ると、現在は58%前後で水平方向に推移し始めています。それに加えて、インデックスのRSI(相対力指数)は過熱しています。
このシグナルは、ビットコイン・ドミナンス・インデックスが急上昇したため、近い将来に修正される可能性が高いことを示しています。この仮定は、アルトシーズンがまだ終わっていないというナラティブに整合します。
CoinSignalsの「MARKETCAP-ALTCOIN:MARKETCAP」は、ビットコインを除く上位20種類の仮想通貨(アルトコイン)の時価総額の合計を表します。ビットコインドミナンス・インデックスが弱気の兆しを見せる一方、アルトコインの時価総額は増加傾向にあります。5ヶ月間の修正の後、2019年5月15日に1000億ドルを突破して、週足チャートのラウンドボトムパターンから抜け出しました。
週足のRSIは、56のレジスタンスを突破して、大きな逆向きのヘッドアンドショルダーのパターンから抜け出しました。前回RSIで56を超えたとき、アルトコインの時価総額は放物線の上昇を観測しました。
これらは、ビットコイン以外の仮想通貨(アルトコイン)の非常に強気のシグナルです。価格アクションは、強気が次の段階への準備を進めていることを示唆しています。
以下の表は、5月12日と26日時点の、市場のトップ200仮想通貨の時価総額の推移を示しています。この期間に成長の著しいBinance Coin(BNB)とその他のアルトコインを分別しています。
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
ビットコイン(BTC)は急落の値動きから揉み合い相場へ切り替わ...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/27
ビットコイン15%の反発を見せるも伸び悩み!ニューヨークダ...
コイン東京編集部 2021/02/25
米MicroStrategyがビットコインを10億ドルで追加購入|平均取...
コイン東京編集部 2021/02/25
ビットコイン(BTC)は100万円幅を超える下落!今後も下落の値...
コイン東京編集部 KAZE 2021/02/24
米決済大手スクエアがビットコインを追加購入|1億7,000万ド...
コイン東京編集部 2021/02/24
ビットコイン史上最高値更新から2日連続急落で約30%の下落!...
コイン東京編集部 2021/02/24
ビットコイン、テスラ株が乱高下|イエレン米財務長官の「極...
コイン東京編集部 2021/02/24