過去数日間、イオスはビットコイン(BTC)の調整の影響を受けて5.7ドルの長期アークのネックラインに低下していました。27日のBTCに牽引されて、EOSは6.3ドルから8ドルまで上昇し、MACD(日足)も上向きに転じました。
現在のところ、EOSは主にBTCのリバウンドに従っている様です。主な資本経路は明らかではありませんが、抵抗を受けて次の下降スロープに入る場合、6.50ドルラインがサポートとして意識されます。
今年3月、イオス(EOS)の創設者であるダニエル・ラリマー氏は、EOSブロックチェーンが6月1日に過去最大の発表「B1June」を控えていると発表しました。投資家は様々な期待を抱いていますが、その内容は明かされていません。
先週のブルームバーグの報道によると、EOSIOソフトウェアを開発しているブロックチェーン開発会社Block.oneは、自社株10%のバイバック(買い戻し)を行っています。これは大きなEOSの発表による、前向きな見通しを暗に示しています。
自社株の買い戻し価格は1株当たり1,500ドル、これは当初の22.50ドルから6,567%の上昇となります。Block.oneの企業価値は23億ドル(約2500億円)と評価されています。
6月のEOS発表後、将来的にさらなる成長が見込まれるため、Block.oneは自社株買いに踏み込んだと分析されています。しかし同社は単に、所有権を統合したいと考えているだけかもしれません。
イオス・ブロックチェーンの次期コンセプトも期待されています。ダニエル氏は最近テレグラムに現れ、サイドチェーンプロジェクト「BOSCore」への強気を確認しました。
BOSは「Business Operating System」の略で、イオスの商用利用と、ゲームDAppに最適なソリューションとされています。BOSは相互運用性を備えており、ユーザーはBOSを介してビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの他のチェーンのトークンを、EOSのエコシステムに取り入れることができます。BOSCoreのパートナーには、ほとんどすべてのEOSスーパーノードが含まれています。
BOSCoreは現在、2度目の資金調達を計画しています。
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