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  • 2019/05/29
  • 2019/05/29
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

フィリピンのユニオンバンク、ステーブルコイン発行で中央銀行BSPの承認を取得

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フィリピンのユニオンバンクは、ステーブルコイン発行で国の中央銀行BSPの承認を得た事を発表しました。ユニオンバンクは年内の試行を目論んでいます。ユニオンバンクのエドウィン・バティスタCEOが27日の記者会見で認めました。

ステーブルコイン計画の全体像

UPHPと呼ばれるステーブルコインは、ユニオンバンクが保有するフィリピンペソ(1 UPHP = 1 Php)に裏付けされます。発行と送金・支払い受領のテストは、年内を目途にユニオンバンクの口座保有者の間で試験的に行われます。

バティスタ氏によると、ステーブルコインはConsenSys(コンセンシス)社の「Kaleido」プラットフォーム上で立ち上げられた「プロジェクトi2i」を通して管理されます。プロジェクトi2iは、ブロックチェーン技術によって地元銀行を接続するユニオンバンクの決済システムです。

「将来的には、i2iフィリピンを他の国々の同様の決済システムにリンクさせる予定です。異なるプラットフォーム間でトークンを移動させる必要がある。それはより大きな計画です。」

UnionBankのフィンデック・ビジネス・グループの責任者アーヴィー・ヴェラ氏によると、UPHPはブロックチェーン上で構築され、透明性と不変性という利点を有します。そのため、詐欺の防止や個人情報の盗難からの保護に効果的です。また即時決済と費用対効果の面で期待されています。

UPHPは、フィリピン中央銀行(BSP)の承認を得ている点で特別です。数週間前に、仮想通貨取引所BitSparkが、ペソに裏付けられたステーブルコイン「peg.PHP」を発表しました。peg.PHPは、現在のところBSPの承認を得ていません。

ベラ氏によると、UPHPは相互運用可能に設計されている。ブロックチェーン対応のウォレットと他のフィアット・ウォレット間で価値を交換することを目的とした、BSP準拠のプラットフォームで使用できるという。UPHPは、世界中の規制された取引所間のクロスボーダー取引にも使用できるようになる計画です。

ユニオンバンクについて

ユニオンバンクは月曜日に、完全所有の金融技術会社UBX Philippines Corp.を立ち上げました。これは同行の技術イニシアチブ、プラットフォーム、そしてフィンテック企業への投資を統括します。

UBXは、モバイルアプリケーションやモノのインターネットなど、銀行以外のプラットフォームを通じて行われる銀行取引を指す「エンベデッドバンキング」にフォーカスします。

UBXのジョン・ヤナスザックCEOは、「今日のフィンテック企業であることの大きな利点の1つは、規制が銀行に比べて厳格ではないこと」と述べています;

「従来の銀行や金融業界の既存の枠にとらわれない新しいサービスを実装するための余地が広がっています。UBXはそうしたサービスを確立します。」

1968年に設立されたユニオンバンクは、管理資産(1兆2476億円)で国内9位にランクする銀行です。


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