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  • 2019/05/29
  • 2019/05/29
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Bitcoin SV(BSV)、実資産のトークン化プロトコルがベータリリース

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5月27日、オーストラリアの企業トークナイズド・グループは、Bitcoin SV(BSV)のブロックチェーン上で資産のトークン化を可能にするソリューション「トークナイズド・プロトコル」を発表しました。

Bitcoin SVブロックチェーンを使用するプロダクト

トークナイズド・プロトコルは、規制に準拠したプロダクトの提供にフォーカスしており、株式、ロイヤルティポイント、メンバーシップなどの資産が想定されています。同社のジェームス・ベルディングCEOは、多くのユーザー、組織、開発者、政府、投資家がBSVブロックチェーンで実世界の資産をトークン化する事を望んでいます;

「私たちのソリューションは、市場で最高のトークン化、そしてスマートコントラクトシステムだと考えています。そして、Bitcoin SV(BSV)ネットワークのスケーラブルな性質と組み合わせることで、世界の人々の自発的な取引活動が促進されると考えています。」

トークナイズドのベータ版は、現在の規制枠組みの範囲内で実世界の資産をトークン化する上で有用な機能が導入されています。例えば、法執行機関はスマートコントラクトを凍結させるデジタル署名付きの裁判所命令を発行でき、トークンの没収にも対応します。また、銀行によるフィアットのトークン化も想定されています。

「規制当局の教育には、まだやるべきことがたくさんあります。しかし我々は、現行のすべての金融メッセージングの代わりとして、このプロトコルを世界的に普及する上ですべての要素を提供できると確信しています。」とジェームズ氏は述べる。

5月初旬にも、Bitcoin SVのブロックチェーンに関連したプロダクトが発表されています。仮想通貨取引所DRIVE Marketsは、Bitcoin SV(BSV)のブロックチェーン上で実行される「DRIVE Pay」の計画を発表しました。

DRIVE Payは、仮想通貨およびフィアット対応のリアルタイム決済ネットワークとされています。BSVブロックチェーンが決済ネットワークの固定台帳として機能し、BitcoinSV(BSV)は流動性を提供するブリッジ通貨として使用される構想です。

DRIVE Marketsのケイト・ヒスコックスCEOは、「大規模なスケーリング・エンタープライズ優先なアプローチ・規制に準拠した考え方を目指す、BSVブロックチェーンのロードマップに感銘を受けた」と述べています。


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