30日のリリースによると、BitTorrentファイルシステム(BTFS)は、ユーザーが他の個人や企業と、自分のコンピュータ上でストレージの共有を可能にします。
分散型ファイルストレージとは、テキスト、動画、画像、その他データなどのコンテンツをP2Pネットワーク内で保存することを可能にする技術です。代表的なプロジェクト「IPFS」によると、「ウェブをより速く、より安全に、そしてよりオープンにするためのピアツーピアのハイパーメディア・プロトコル」と定義されています。
BTFSの内部テストは5月下旬に開始されたという。トロン(TRX)の創設者でBitTorrentのCEO、ジャスティン・サン氏は、以下のように述べています;
「私たちは、仲介者や政府の介入なしに、世界中のユーザーが迅速かつ個人間で通信できるように、BTFS、BitTorrent Speedのブロックチェーンへの統合、及びユーティリティトークン(BTT)で構成されるプラットフォームを作成しています。」
マッキンゼー・グローバル・インスティテュートの2018年の調査によると、収益が10億ドル以上の5,750社、または上位1パーセントの企業が、世界経済の36%を占めています。
”分散型インターネットでは、広告販売、データ収集、その他の方法による収益の一部が、大企業のビジネスモデルに貢献する人々に還元されるというシナリオが生まれます。”
BTFSは、1億近くのBitTorrentユーザーノード、1000を超えるTRONフルノード、27のSR(スーパーノード)、およびグローバルTronGridノードを持つ、最大の分散型P2Pストレージネットワークになる構想です。2020年の第1四半期末までに完全な実装が予定されています。
ジャスティン氏は、2018年6月にBitTorrentを1億4000万ドルで買収しました。その後、BitTorrentとブロックチェーンベースの分散型の仮想通貨を組み合わせる「プロジェクトアトラス(Project Atlas)」を発表しました。
月間アクティブユーザー数1億人を誇る分散型ファイル共有システム「BitTorrent(ビットトレント)」は、インターネット経由で動画や画像など大容量ファイルを送信できます。デスクトップとモバイルクライアントを介して、第三者のコンテンツプロバイダーとユーザー間で通信できます。
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