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  • 2019/06/02
  • 2019/06/02
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

イオス(EOS)がソーシャルメディア「Voice」と、更なる性能向上「EOS IO 2」を計画

6月1日米国で、イオス(EOS)ブロックチェーンの1周年を祝うイベント「B1June」が開催されました。開発企業Block.one(以下「B1」)は、新たに「EOS IO 2」を掲げ、EOS上で動作するソーシャルメディア「Voice」を発表しました。


ソーシャルメディア「Voice」

EOSのメインネット起動はもともと2018年6月2日に予定されましたが、全てのブロックプロデューサが同期するまで約1週間かかりました。新しいソーシャルネットワークは、EOSの次の成長の一年を牽引すると期待されます。

B1のブランダン・ブラマーCEOによると、Voiceは既存の中央集権的なソーシャルメディアとは対照的な分散型プラットフォームです;

「真実を言えば、従来のソーシャルメディアはユーザーを利用する様に設計されています。現状、報酬を得るのはユーザーではなく企業です。企業はユーザーのデータを競りにかけ、最高入札者に提供し、我々のフィードを隠された思惑で溢れさせます。」

「我々は、EOSブロックチェーンを活用して、世界とより調和の取れたソーシャルメディアプラットフォームを構築しています。そこでは価値あるコンテンツが、コミュニティを維持するために循環します。」

ブラマー氏によると、Voiceは「真に自立的なソーシャルメディア・エコノミー」を目指しています。プラットフォームとユーザーの両方がコンテンツの作成、集約、共有を通して恩恵を受けます;

「そこは全てのユーザーにとって平等なフィールドであり、隠された思惑はありません。」

ユーザーはプラットフォームを使用することで「Voiceトークン」を獲得し、これを効果的に活用してメッセージを広める事ができます。Voiceは社会的影響を得るために100万人のフォロワーを必要としません。ブラマー氏はこれを「世界で最も公正なトークン」と表現しました。

EOS VM(仮想マシン)

EOSスマートコントラクトネットワークは着実に成長しています。Blocktivityによると、EOSは他のブロックチェーンと比較して1日当たりのトランザクション数が最も多い。B1のダン・ラリマー(CTO)は、仮想通貨スペースのアクティブユーザーの48%がEOSを使用していると述べました。DappRadarによると、8つの最も人気のあるブロックチェーンdAppのうち5つが現在EOS上にあります。

EOSIO2が「EOS VM」を含み、WebAuthn(パスワード不要の認証規格)をサポートすることも明らかになりました。ラリマー氏によれば、ブロックチェーンの最大のボトルネックはスマートコントラクトの実行速度です;

「EOS VM(仮想マシン)により、ブロックチェーンは起動時の12倍、昨年12月時よりも6倍高速になる」と主張しました。これは、イオスにとって、より分散化されたアプリケーションの構築と採用を可能にします。」


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