COIN TOKYO

  • 2019/06/05
  • 2019/06/05
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Bitcoin SV専用ウォレット「Money Button」、Eメールの様な送金プロトコル「Paymail」を発表

このエントリーをはてなブックマークに追加
仮想通貨ウォレットMoney Button(マネー・ボタン)のライアン・X・チャールズCEOは、Eメール送信と同様に簡単にBitcoinSV(BSV)を送信できる通信プロトコル「Paymail」を発表しました。

Eメールの様にBitcoinSV(BSV)を送信

従来、ビットコインを含む多くの仮想通貨は、「長いランダムな英数字の文字列」を送受信アドレスとするため扱いにくい課題があります。BSVウォレットは現在、面倒なBTCアドレスの必要性を無くし、Gmailのようなユーザービリティを提供する事で、日常・ビジネス使用をさらに促進しようとしています;

「Paymailは既存のIDシステム、Gmail等の一般的なEメールサービスと互換性があるため、企業やユーザーは既存のIDシステムを変更することなくBitcoinSVの使用にシームレスに移行できます。」

リリースによると、PaymailはBSVを送受信するすべての取引所、サービス、またはアプリケーションで使用できる見込み。ローンチ時点に、デジタル署名と暗号化で使用する公開鍵を共有するための拡張機能が提供されている。ウォレットアプリ「Money Button」はPaymailを既に実装しており、「ElectrumSV」および「HandCash Wallet」との相互運用が現在テストされている。「Centbee」ウォレットも実装を予定しています。

Paymailは、Bitcoin SVエコシステム全体の利益のために、nChain、Money Button、Handcash、Centbee、およびElectrumSVによって共同開発されました。PaymailはOpen BSVライセンスの下で利用可能で、Bitcoin(BSV)上の任意のアプリケーションに無料で使用できます。

Bitcoin SVを支持する3つの元BCHウォレット

昨年11月のハードフォークで、ビットコインキャッシュ(BCH)はBitcoinABCとBitcoinSVにチェーンが分割しました。その後ABCが、ビットコインキャッシュ(BCH)の名称を引き継ぎ、BitcoinSV(BSV)は独立した仮想通貨として独自のエコシステムを構築しています。

この時、依然はBCHをサポートしていた3つのウォレット・プロバイダーは、Bitccoin SVへの独占的な支持を表明しました。BSVは、nChain社のチーフサイエンティスト・クレイグ・ライト氏が率いるネットワークです。

11月19日、元BCHのウォレットサービスで、NFC技術(フェリカやSUICAで使用)で送金できるHandCash(ハンドキャッシュ)は、BitcoinSVのルールセットのみをフォローする意思を表明しました。

主な理由として、HandCashは、SVを支持するマイナーのハッシュパワーが安定していると指摘しました。また、nChain社が複数の特許を申請しており、HandCashに投資している関係性において、欠くことができないと述べました。

ABCを含まない理由についてHandCashは、“ニューマネー”を築くというコンセプトのもと、BCHという最良の安定性とスケーラビリティを持つ通貨を追及する上で、複数のコインをサポートする事はないと強調しました。

11月18日、別の元BCHのウォレットサービス「Money Button(マネーボタン)」もまた、BitcoinSVのルールセットのみをフォローする意思を表明しました。

Money Buttonのライアン氏は、BSVを選択した理由として、オリジナルのビットコイン・プロトコルに最も近いブロックチェーンであると指摘しました。また、nChain社がベースレイヤーのアプリケーションで多くの特許を出願している事を強調しました。同社が特許をチェーン上で無料で提供することを約束しており、nChain社との友好関係から、より多くの利益を得られると述べました。


携帯電話番号を利用してBCHを送金でき、ベネズエラなどで普及を目指すウォレットサービス「Centbee(セントビー)」もまた、オリジナルビットコインプロトコルを理由に、Bitcoin SVを支持しました。

※追記:
オリジナルビットコインに関する記述は、現在までにソースブログが改訂されていたため削除致しました。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る