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  • 2019/06/09
  • 2019/06/09
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

米国の取引所Bittrex、30種類の仮想通貨について米国ユーザーによる取引を禁止に

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7日、米国を本拠とする仮想通貨取引所Bittrexは、米国のトレーダー向けのプラットフォームから30種類のトークン市場をアクセス不能にすると発表しました。対象の仮想通貨には、クオンタム(QTUM)、エニグマ(ENG)、ファクトム(FCT)などが含まれています。

Bittrexが資産の可用性の変更を発表

Bittrexブログより

Bittrexは、アクセス廃止のプロセスについてEメールで適時顧客に報せると述べています。上記のコインの取引は6月21日に停止されます。顧客は以降も、対象コインをBittrexのウォレットで保管できる;

「Bittrex Internationalがこれらのコインをサポートしている限り、米国の顧客もBittrexのウォレットで保持し続けることができます。」

この動きは、別の米国の取引所Poloniexの対応に続くものです。Poloniexは、米国の顧客に対して、リスク(LSK)、オーガー(REP)を含む9種類の仮想通貨を「ジオ・ブロック」しました。その他、ARDR、BCN、DCR、GAME、GAS、NXT、OMNIは5月29日に取引機能が停止しました。いずれもデジタル資産市場における規制の不透明な状況を反映しています。

シアトルを拠点とするBittrexは2014年に設立された仮想通貨取引所で、個人だけでなく機関投資家やプロトレーダー等を対象に、安全性と透明性の高いサービスを提供しています。昨年6月には米国シグネチャ銀行と提携し、米ドルによる仮想通貨取引をサポートしました。

昨年9月にBittrexは、「Bittrex International」を設立しました。子会社は、国際事業全般の監督を担い、事業拡大に向けた戦略を進めています。Bittrex Internationalは、Bittrexがサポートする200以上の仮想通貨の取引にアクセスできます。

CoinGeckoによると、Bittrexの過去24時間取引量は5,300万ドルで11位、Poloniexは2,100万ドルで市場21位にランクしています。


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