etherscan.io(イーサスキャン)とはropstenにも対応するトランザクション確認ツール

etherscan.io(イーサスキャン)はイーサリアムやERC20トークンなどのトランザクション履歴や、トークンに関する情報をチェックできるサイトです。イーサリアムのブロックチェーンを利用して発行されるトークンのICOに参加する際にはチェックしておきたいサイトといえるでしょう。


目次

etherscan.io(イーサスキャン)とは

Etherscan(イーサスキャン)を簡単に説明すると、

「イーサリアムやERC20トークンに関する情報やトランザクション履歴、ウォレット情報を一元的にチェックできるサイト」

といえます。

特にERC20トークンやERC721トークンのICOに参加する際に役立つので、しっかりチェックしておきましょう。なお、日本語には対応していません。


イーサスキャンの基本情報(github、Twitterなど)

サイト名: Etherscan(イーサスキャン)

対応しているトークン

・イーサリアム(ETH)

・ERC20トークン

・ERC721トークン

言語: 英語

公式サイト:

https://etherscan.io/

Twitter:

@etherscan

Facebook:

Etherscan

Etherscanは

イーサリアムやERC20トークン、ERC721トークンに対応している総合情報サイト

で、トランザクションの履歴からトークンの情報などさまざまな情報をチェックするのに役立ちます。

イーサリアムやERC20トークンを保有していたり、新たなICOに参加したりする際に役立てられるので、ブックマークするなどしていつでも参照できるようにしておきましょう。

なお、Etherscanを装ったフィッシングサイトなども出回っているので、利用する際には必ずURLをチェックしてください。


etherscan.io(イーサスキャン)でできること

・トランザクションの履歴・状況の確認

・ERC20トークン・ERC721トークンに関する情報のチェック

・ウォレット情報の確認

Etherscan(イーサスキャン)でできることを簡単にまとめると上記の表の通りです。

トランザクション履歴の確認に使えば、自分が送金したトークンがどのような状況になっているのかを簡単にチェックできるでしょう。また、これまでの履歴も見られるので、送金遅延が発生した場合の確認にも使えます。

また、トークン名を入力して検索するだけで当該トークンに関する情報が表示されるので、ICOに参加する際にも使えます。前もってEtherscanを使ってトークン情報を調べるようにすれば、

詐欺コインに引っかかるリスクを減らせる

かもしれません。

ほかにもウォレット情報を調べるのにも使えるので、こちらも試してみてください。


イーサリアムトランザクションの確認

イーサリアムなどのトランザクションを確認したい場合、Etherscanのトップページにアクセスして「Ethereum Blockchain Explorer」と書かれている入力欄に送金先のアドレスを入力しましょう。

続いて「Search」ボタンをクリックすると入力したアドレスに関連するトランザクションの情報をまとめてチェックできます。送金遅延が発生している場合や送金ミスが疑われる場合は一度Etherscanを使って確認してみてください。


自分のウォレット情報の確認

自分のウォレット情報を確認したい場合は、検索欄に確認したいウォレットのアドレスを入力します。ウォレットのアドレスを入力すると残高やトランザクション履歴などを確認できます。

ウォレットの状況を確認したい人はこちらを使ってみてください。


ERC規格トークンの情報が調べられる

検索窓に調べたいERC企画トークン(ERC20トークンやERC223トークン)の名前を入力すると、そのトークンの情報を確認できます。

なお、確認できる情報は次の通りです。

・発行済トークンの総数

・コントラクトアドレス

・価格(BTC・USD換算)

・トークンを保有しているウォレットの総数

・トランザクション回数

・発行元に関する情報


ERC規格で発行されたトークンであれば全てEtherscanでチェックできる

ので、そのトークンがどのようなものか、保有者がどれくらいいるのかはひと目でわかります。

かつては詐欺コインと噂されたノアコインや、新興コインの1つNANJコインなども問題なくヒットするので、詐欺コインで無いことがわかるでしょう。ERC規格のトークンに関する情報を調べたい場合は、真っ先にEtherscanをチェックしましょう!

ICOに参加する際重要な指標に

ERC規格で発行されたトークンのICOに参加しようと思った場合、Etherscanを利用して当該トークンの情報を調べることをオススメします。ICOトークンには詐欺のリスクが常に存在するため、問題ないトークンかどうかをあらかじめしっかり確認しましょう。

一例として、2018年に実施されたICO案件

「ライズトークン(XRT)」

において、ERC20トークンとして発行されていると発表されていながらEtherscanでヒットしないという事態が発生しました。それによって詐欺コインであることが判明しました。

このように、ERC規格のトークンのICOに参加する場合はエントリーする前に必ずEtherscanをチェックすることをオススメします。もし、詐欺トークンの場合はヒットしないことがあるので、そのようなコインの場合は投資しないようにするなど対策を取りましょう。

トークン毎のリッチリストも確認できる

Etherscanを利用すると、特定のトークンを保有している人の人数や金額を確認することができます。これを見ればそのトークンがどれくらいの人に買われているかをチェックできるので、投資判断に役立てられるでしょう。

リリースされたばかりの仮想通貨や草コインに投資する場合は、リッチリストもあわせてチェックしてみてください。


ropsten,rinkebyといったテストネットにも対応

また、EtherscanはRopstenやRinkebyのようなテストネット(スマートコントラクトをテストするために使われるネットワーク)にも対応しています。

そのため、Ropstenでスマートコントラクトをテストし、Etherscnanに登録するといった使い方も可能です。


etherscan.io(イーサスキャン)の使い方

次にEtherscanの使い方を紹介します。初めてEtherscanを利用する場合は迷ってしまう部分もあるので、あらかじめしっかりチェックしておきましょう!


ウォレット情報の見方

ウォレット情報を確認する場合、以下の項目が示すものをしっかり理解しておきましょう。これだけで簡単に必要な情報を見分けられるようになるので、必見です!

特に重要な項目は次の通りです。

Balance: 保有しているイーサリアムの総量

Value: USDに換算した場合のイーサリアムの価格

Transactions: トランザクションの履歴

Token Balance: 保有しているトークンの総量

Internal Txn: スマートコントラクトの結果

ウォレットに関する情報をチェックする際には、上記の項目に注目しておけば重要な項目はだいたい理解できるでしょう。

メタマスク(metamask)からアクセス

Etherscanと

Metamask

を連携させると簡単にウォレットの残高を確認することができます。その手順はとても簡単で、次の通りです。


■MetamaskとEtherscanを連携させて確認する方法

1. Ehterscanにアクセスする

2. 検索欄に「Metamaskのアドレス」を入力する

3. 表示されたページをブックマークする

4. 次回確認時はブックマークからアクセスする

この方法を利用すれば、わざわざMetamaskにログインしなくてもEtherscanから簡単に残高やトークンの内訳を確認できます。

また、

Metamaskのメニューからアカウントを選択し、直接Etherscanにアクセスする

こともできます。時々エラーが発生することがありますが、こちらの方法も便利なので覚えておいてください。

保有しているトークンのデータもひと目でチェックできるので、とても便利だといえるでしょう。

マイイーサウォレット(MyEtheWallet)からアクセス


MyEtherWallet

を利用している場合も、Metamaskと同様に検索窓からウォレットのアドレスを検索し、結果をブックマークすることで簡単に情報にアクセスできます。

もちろん、付与されたトークンの情報もひと目で確認できるので、あらかじめ登録しておきましょう。


トランザクションの確認方法

Etherscanを利用すれば簡単にトランザクション履歴を確認することができます。トランザクションの成功や失敗もひと目でわかるので、しっかりチェックしておきましょう。

トランザクションを確認する場合は確認したいトランザクションを開き、「Status」の欄に記載されている表記をチェックしてください。表記の見方は次の通りです。


■トランザクションの見方

Success: トランザクション成功、問題なく宛先アドレスに到着したもの

Fail: トランザクション失敗、何らかの原因により宛先に届かなかったもの

トランザクション処理が失敗する原因には次のようなものがあります。


1. Gasと呼ばれる送金手数料の不足

イーサリアムのトランザクション処理において手数料(Gas)の支払いが少ないものは後回しにされる仕組みになっています。

また、あまりにも手数料の支払いが少ない場合は処理されないこともあるでしょう。この場合にFailと表示され、送金が失敗します。きちんと送金するためには、相場の状況に合った手数料を支払いましょう。


2. 送金先のミス

存在しないアドレスや利用できないアドレスに送金するなど、送金先を間違えてしまうと送金できず、送金したトークンも消失します。宛先アドレスをコピペで入力するなどして間違えないように十分注意しましょう。

また、取引所からコントラクトアドレスに対して送金した場合もエラーが発生します。これは仕様なので、取引所からではなくウォレットから送金するようにしてください。これで問題なく送金できるでしょう。


3. スケーラビリティ問題による失敗

イーサリアムの送金が集中すると、トランザクション処理が追いつかなくなり送金が遅延したり失敗したりします。この場合は混雑状況に応じて手数料を支払い、再度送金してみましょう。


ERC規格トークンをイーサスキャンで確認する方法

続いてERC規格トークンを確認する方法を見ていきましょう。今回はNANJコインを例にしてチェックしていきます。

1 Etherscanにアクセスする

まずは

Etherscanのサイト

にアクセスしてください。

2. 検索窓にNANJと入力してトークンページを開く

続いて検索窓にNANJと入力してください。入力すると「NANJCOIN(NANJ)」が表示されるので、そちらをクリックしましょう。

3. NANJCOINの情報をチェックする

NANJCOINのページを開くと、時価総額やブロックの生成履歴、トランザクション履歴などが表示されるので確認してください。

リアルタイムで情報が更新されるので、いつでも最新の情報をチェックできます。

リッチリストも確認できる

Etherscanではリッチリストも確認できるので、

当該トークンのホルダーがどれくらいいるのかやどのホルダーがいくら持っているのかをひと目でチェック

できます。

そのコインに対する注目度の高さを窺い知ることができるので、こちらもあわせてチェックしてみましょう。


etherscan.io(イーサスキャン)の開発者向けAPIの使い方

Etherscanでは開発者向けAPIを提供しており、これを利用すると次のようなことができます。

・特定アドレス・複数アドレスの残高の取得

・トランザクション履歴の取得

・マイニングされたブロックのリストの取得

うまく活用すればEthersscanをより便利に使えるようになるかもしれません。詳しい使い方については以下もあわせて確認してみてください。


Etherscanのまとめ

今回はイーサリアムやERC規格トークンの情報を総合的にチェックできるサイト「Etherscan」を紹介しました。

トークンのリストやトランザクションの履歴、ウォレットの管理までさまざまなことに役立つサイトなので、ぜひうまく活用してみてください。

ICOに投資するかどうかの判断にも役立ち、利便性が高いサイトです。



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