ブロックチェーンのスケーリングの問題を解決するZilliqaは、「シャーディング」技術を使用して毎秒2,488回のトランザクションを処理するプラットフォームです。ネットワークが拡大し続けるにつれて、その支払い処理能力は向上します。
シンガポールを拠点とするZilliqaのアムリット・クマールCEOによると、ZILネットワークは今、ビジネスに開放されています;
「言語レベルで高いセキュリティ保証で構築された、スマートコントラクト言語を実現するようになりました。1月31日のメインネットの立ち上げを含め、数多くの技術的ステップやパートナーシップ、そして私達が率先するイニシアチブに至るまで、過去6か月間に重要なマイルストーンを達成しています。」
「Zilliqaエコシステムを理解するために必要なリソースをコミュニティに提供するために、Scillaのプロトコル・インフラストラクチャと開発者ツールを改良しました。これにより、重要な技術とエンジニアリングの参加を得ました。」
クマール氏によると、Zilliqaのスマートコントラクトは4つのコア機能を備えています。
まず、Scillaはコントラクトアクションに関するフォーマルな理由付けを可能にする一方で、表現力と扱いやすさを同時に達成するように設計されています。次に、この言語は契約における潜在的なバグや問題をチェックする静的アナライザが付属しています。
第3に、Scillaは設計上、DAOやParityハックなどの問題を防ぎます。他のコントラクトとの通信などの運用要素をクリーンな方法で処理します。そして最後に、標準ライブラリ一式を備えています。安全な方法で演算を実行するライブラリがあるため、OpenZeppelinなどの外部ライブラリに頼る必要がありません。
セクターを超えた組織がZilliqaのプラットフォームをますます活用しています。Zilliqaは最近、PepsiCo(ペプシコーラ)の広告配信のために、Scillaスマートコントラクトの最初の有効なライブキャンペーン「プロジェクト・プロトン」を実施しました。
この試験では、スマートコントラクトを通じてキャンペーンを実施する事で、広告インプレッションのコスト効率が最大28%向上しました。プロジェクト・プロトンは、グローバルメディアエージェンシーMindshare(マインドシェア)社との提携により実現しました。
東南アジアの会員制の取引所HG Exchangeは、Zilliqaで発行した未公開株式とセキュリティトークンを介したUberやGrabのような成長著しい新興企業へのアクセスの提供を目指しています。
Zilliqaはまた、グローバルな事業拡大にも注力しており、ロンドンに新しいオフィスを開設しました。クマール氏は以下のように述べています;
「ますますグローバル化する開発者コミュニティと供に、Zilliqaのエコシステムが拡大するにつれて、私たちは国際的に展開し続けています。Zilliqaは間もなくペイメント環境に入ります。そこでは、顧客とエンドユーザーの両方にとって、コスト、透明性、セキュリティが効率化されます。」
関連記事
仮想通貨ニュースサイトのコイン東京では、ビットコインやリップル等仮想通貨にまつわる最新速報やプロトレーダーによる仮想通貨価格チャートの分析&解説、注目プロジェクト等のインタビューなど様々なコンテンツをお届けしています。
カルダノ(ADA)30%超の上昇で時価総額4兆円越えへ!急落相場...
コイン東京編集部 2021/02/27
リップル社支援のFlare Networks、XRPに続きステラルーメンの...
コイン東京編集部 2021/02/27
7億5000万ドル分のビットコインを売って、エイダ、ポルカドッ...
コイン東京編集部 2021/02/27
SECがイーロン・マスク氏を調査、仮想通貨ドージコインに関す...
コイン東京編集部 2021/02/26
カルダノ(ADA)昨日30%の急騰で時価総額3兆円越え達成!カル...
コイン東京編集部 2021/02/21
ネム(XEM)レジスタンスライン突破で30%超の暴騰!次に控える...
コイン東京編集部 2021/02/20
Binance Smart Chainの資産価値(TVL)が80億ドル越え=昨年夏...
コイン東京編集部 2021/02/19
Enjin、Minecraft向けのNFTを提供。Microsoft Azureとのコラ...
コイン東京編集部 2021/02/12