(TraidingViewのBTCJPY 2時間足チャート)
BTC/JPYの2時間足チャートを分析していきます。5月末より下降チャートを形成し、6月5日には80万円台まで下値を落としたビットコイン(BTC)は上値を5月16日以降からの下降トレンドライン、下値を5月17日以降からの上昇トレンドラインに沿った形でレンジ相場を形成しました。
二つのトレンドラインにより、トライアングルパターンを形成しつつあったビットコイン(BTC)は本日6月13日に遂にレジスタンスラインである下降トレンドラインを上方へブレイクする値動きを見せました。
これまでレジスタンスラインとして機能していたトレンドラインを突破したビットコイン(BTC)は同時に20日移動平均線を上抜けし、4時間足チャートでは一目均衡表の雲も突破した形となっています。トレンドラインブレイクと同時に複数のテクニカル指標にて上昇トレンド転換のサインを示したビットコイン(BTC)は今後に期待が持てる相場へと移っています。
また注文比率の動きまで確認した場合、トレンドラインブレイクと同時に買い注文・売り注文共に急増していることがわかります。トレンドラインブレイクと同時に注文比率でも動きを見せたビットコイン(BTC)、市場では多くの取引者が今回のトレンドラインブレイクを意識した状況にあると考えられます。
今後注目するポイントとして、本日6月13日にトレンドラインブレイクを示したビットコイン(BTC)ではありますが、既に上昇の勢いが衰えつつあります。そんな中、これまでのレジスタンスラインがサポートラインとして機能するのかという点です。
過去のレジスタンスラインを下支えにすることにより、相場は更に強気目線へ偏ることになります。また現在のビットコイン(BTC)相場は長期足で見た場合、head and shoulderのパターンも意識されます。相場でも下降サインが意識されるため、警戒した値動きを取りやすいものと考えられます。そのため過去のレジスタンスラインがサポートラインへロールリバーサルされなかった場合、再び弱気相場へ容易に偏ってしまうことも意識しておきましょう。
今後の値動きとして6月13日以前のレジスタンスラインがサポートラインとして機能した場合、複数の上昇トレンド転換のサインを出現させたビットコイン(BTC)は更に上昇チャートを形成する可能性が高まります。しかしhead and shoulderのパターンも控えているため、2019年の最高値である99万円台まで容易に上昇は起こりにくい状況と言えるでしょう。
また、仮に6月13日依然のレジスタンスラインを再び下抜けした場合、head and shoulderのパターンが色濃くなる形となり、下値は再び80万円台まで意識される相場となります。
まずは本日6月13日にブレイクしたトレンドラインがサポートラインとして機能するか注目しましょう。本日6月13日から明日6月14日では87万3千円台から87万円台が意識されます。また今後ビットコイン(BTC)が更に上昇チャートを形成した場合、次なる上値は91万7千円台近辺が意識されることになります。
20代男性。都内名門高校卒業後、ベンチャー企業を経てコイン東京へ。二次元好きのセミプロゲーマー、好きが嵩じて仮想通貨やDappsゲーム、ブロックチェーン技術の世界にハマる。ゲーム知見と理数的素養から、最新の技術もカバーしつつ、プロジェクトの情報収集や分析を最も得意とする。
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