ベテランの金融サービスの顧問弁護士スチュワート・アルダロティ氏は、今年の1月にRipple 社の法務顧問に就任しました。彼はRippleのすべての法務を監督し、グローバルな政策および銀行秘密法(BSA)コンプライアンスチームを管理します。Ripple社を常に不確実な規制ガイドラインに従わせる事を任務としています。
アルダロティ氏によると、Ripple社は世界中の代表者と頻繁に関わって、彼らにブロックチェーンと仮想通貨を教育してきました;
「私たちは、米国、欧州、アジア太平洋地域で政府問題の常勤の代表者を有しています。規制当局と定期的に連絡を取り合い、我々が行っていることや今後やろうとしていることに慣れるようにします。この目的は、多大な摩擦とコストを伴わずに国境を越えてお金を動かすという現実的な問題を解決するためです。」
規制当局には、SEC(米証券取引委員会)も含んでいます。昨年9月にRipple社APAC&Middle Eastの政府と規制関係責任者のサガ―ル・サルバイ(Sagar Sarbhai)氏はCNBCに対して、デジタル資産(XRP)のユースケース(使用事例)と独立性ついて彼らに教育するため、SECに継続的に関与していると語っていました。
アルダロティ氏はまた、Ripple社が規制当局から様々な会議に招かれ、ブロックチェーンについて説明する機会を持つ理由について語りました。
「当社はまた、ファスター・ペイメント・カウンシル(高速決済協議会:FPC)にも参画しています。私たちは、中央銀行向けにブロックチェーンを学ぶためのサミットを主催しました。そして、定期的にパネルで話しています。我々は規制機関から頻繁に招かれ、登壇するよう求められます。私たちはこの問題に関して、世界中で50以上の規制当局や政策立案者に関与していると思います。」
5月にRipple社の戦略アカウント担当バイスプレジデントのパット・テレン(Pat Thelen)氏は、FPCの新しい理事会の一人に任命されました。FPCは、昨年11月にフェデラル・リザーブ(連邦準備制度理事会)が発足した、普遍的でより速い支払いを目指す業界主導の会員組織です。米国人がいつでもどこでも安全かつ確実に誰にでも支払うことができる、決済システムの構築を目指しています。
より速い支払いの採用を妨げている柔軟性と透明性の問題をクリアするため、FPCには、JPモルガン、VISA、ウォレマートなど、米国の決済システムのあらゆる利害関係者が参加しています。
ブロックチェーンと仮想通貨の成長に伴って、規制への準拠はますます重要性が増しています。
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会(FATF)は6月21日に、暗号通貨会社を規制するための新しい国際標準を採択する予定です。この標準(スタンダード)は、仮想通貨取引所、ウォレット、その他のプロバイダーに対して、従来コルレス銀行が従事してきた「トラベル・ルール」の適用が期待されています。
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