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  • 2019/07/17
  • 2019/07/17
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Pundi X(NPXS)、世界150ヵ国で展開する大手POSメーカーVeriFoneと提携

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Pundi X(NPXS)がVeriFoneと提携-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
12日、Pundi X(NPXS)チームは、独自の仮想通貨決済システム「XPOS」を、米国のPOSシステムベンダーVeriFoneの単体稼働型決済端末に統合した事を発表しました。

VeriFoneの「X990 Android」ベースのPOS端末に、XPOSの決済モジュールが統合されました。VeriFoneは、世界でも有​​数のPOSデバイスのメーカーです。Verifone X 990を使用している店舗はXPOSモジュールをアクティベイトする事で、従来の取引と並行して仮想通貨決済を利用できるようになります。

自動販売機と同じくらい簡単でシームレスな仮想通貨決済

VeriFone X990は、VeriFoneの最新のAndroidベースのPOS端末です。XPOSモジュールを通して、その全ての機能がインストールされるので、Verifone X990はXPOSのように機能します。

XPOS自体は、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、バイナンスコイン(BNB)、ネム(XEM)、PundiX(NPXS)、KuCoin Shares(KCS)、Kyber Network(KNC)での支払いをサポートします。XPOSは、専用のカード「Pundi XPASS」やアプリ「XWallet」で利用できます。トランザクションの最中に、フィアットと仮想通貨の交換レートが自動的に提供され、消費者と店舗にとってシームレスに決済処理されます。

Pundi Xがアクティブ化されたVerifone X990が設置された加盟店で、消費者は簡単に仮想通貨を補充したり使用することができます。Verifoneのアジア太平洋地域代表、Yiannos Papadopoulos氏は、「X990でブロックチェーン技術を採用することで、パートナー店舗と仮想通貨を保有する新世代の顧客との取引方法に、革命がもたらされるだろう。」と述べています。

プレスリリースによると、VeriFoneは150カ国以上で3500万台以上のデバイスを有しています。Crunchbaseは、同社の収益を年間18億ドルと推定しています。

インドネシアのスタートアップPundi Xは、2018年1月上旬にICO(イニシャル・コイン・オファリング)3500万ドル(約40億円)を調達しました。これまでにXPOSは、アルゼンチン、オーストラリア、コロンビア、韓国、フランス、スイス、南アフリカ、台湾、アメリカ、ウガンダなど、30カ国以上に出荷されています。同社は2021年までに10万台のデバイスを、世界の小売市場に普及させることを目指しています。

2018年10月、Pundi Xは世界初のブロックチェーン電話「XPhone」を発表しました。


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