2019年初頭にアルトコインはビットコインを上回る成長を見せた。特にライトコイン(LTC)は真っ先に600%上昇していた。しかし4月以降、ビットコインが単独で急成長する一方、アルトコインの成長は鈍化した。
一定数の仮想通貨投資家は「アルトシーズン」を期待している。彼らはビットコインの成長が鈍化した時、より流動性が低くボラの大きいアルトコインに資金が流入すると推測するだろう。あるいは不当に低評価された推しコインが適正に価値を積み上げると考えるかもしれない。実際に2017年末のビットコイン強気相場では、アルトコインは莫大なリターンをもたらした。
$BTC needs ~10x (930%) to hit $100K. If $ALT's keep their ratio to $BTC during this time, 130/165 (79%) will still be below their all-time high reached during the last cycle.
— Ceteris Paribus (@ceterispar1bus) July 24, 2019
The top 30 by mcap, and the % they would *still* be down from their high, are in the chart below. pic.twitter.com/N9j6Nkqmte
「BTCが10万ドルを達成する場合、現在の10倍(930%)の資金が必要だ。アルトコインが対BTC比率を維持した場合、79%(165中130)のアルトは、前回到達した過去最高値を下回る。表は、時価総額上位30と高値からの乖離率を示す。」
これに対して、ウォール街の投資会社Allience BeinsteinのGautani Chhugahi氏は、アルトコインはアクティブ投資であるため、適切な選択をしてもリターンを得るのが困難と指摘した。
業界アナリストの間では、主な要因としてインフラの不備により機関投資家が投資できない点、証券性を含む規制の不確実性への不安などが指摘された。最近でも、フェイスブックの仮想通貨Libraの話題で言及されたのは「ビットコイン」だけだった。
別の調査会社SFOXのレポートは、Libra騒動の中でビットコインが仮想通貨市場の中心的なポジションを取ったことを指摘しています。ビットコインの市場占有率(ドミナンス)は、2019年3月の50%から現在の65%~75%の間へと大幅に増加しました。SFOXは以下のように指摘している:
「主要なアルトコインは、ここ数カ月間にBTCとの相関性が低下した。相関データは、仮想通貨分野が国内規制の注目を集めた時に、投資家やトレーダーが他のアルトコインよりもビットコインに反応する可能性がある、という考えを補強する。」
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