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  • 2019/08/08
  • 2019/08/08
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ビットコインは安全資産か?米経済番組で投資銀行BMO Capital Marketsが言及

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ビットコインは安全資産か?米経済番組で投資銀行BMO Capital Marketsが言及-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
金属・鉱業に関する世界最良の投資銀行の一つ、BMO Capital Markets (NYSE: BMO)のチーフ投資ストラテジストのブライアン・ベルスキー氏は、ビットコイン(BTC)を世界経済の不確実性からの安全資産(セーフヘイブン)と見做すのは時期尚早だと述べました。

7日に米国株式市場は、2日間としては1月以来最大の続落を迎えました。ナスダック総合指数、S&P 500、およびダウ工業平均は年間最低値を記録しました。しかし、進行中の米中貿易戦争を背景にビットコインは金と共に利益を上げました。コミュニティの間では、ビットコインを安全資産と見るナラティブが強化されつつあります。

ベルスキー氏は、8月7日にCNNの「Markets Now」に出演して以下のように述べました。

「特にここ数年、ビットコインは非常にボラティリティが激しいため、今資金を投じる上でセクシーです。しかし私はそのような魅力に基づいて投資しません。私は長期的な視点に基づいて投資します。ビットコインが長期的な視点から安全資産と呼ぶには早すぎると思います。」

今後ヘッジファンドのポートフォリオに含まれる

しかし、ビットコインに対する投資家の関心は確実に世界中で高まっている様です。米有数のヘッジファンドAgecroft Partnersのドン・スタインブルージュCEOは、将来的にビットコインが多くのヘッジファンドのポートフォリオに含まれると予測しました。

8月6日のCNBCのインタビューで、スタインブルージュ氏はビットコインを「素晴らしい技術」と称賛するとともに、インフレに対するヘッジと説明しました。

「ビットコインは定着します。長期的には、多くのヘッジファンドポートフォリオの一部になるでしょう。」

著名な投資家ビル・ミラー氏が設立したヘッジファンドMVP1は、2017年に最初にビットコインに投資し、年末の価格上昇のために運用資産の半分を占めました。MVP1はまた、ビットコインの価格が急上昇した2019年上半期に46%の好成績を報告しました。

2019年7月に英国のPrime Factor Capitalは、英国の金融行為監督機構からクリプト・ヘッジファンドの設立で承認を得た最初の金融機関になりました。

PwCの「2019 Crypto Hedge Fund Report」によると、世界中に約150のアクティブなクリプトヘッジファンドがあり、運用資産(AuM)の合計は10億ドルと試算されています。この数字には、暗号インデックスファンドと暗号ベンチャーキャピタルファンドは含まれていません。


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