Plan Bのアイデアは、月ごとの価格と供給データを調べ、作成したSF比から1,148,800 BTCを除外するものです。これらのコインはビットコイン(BTC)の初期数ヶ月で作成されたサトシに属すものと、紛失した秘密鍵にリンクすると推測されます。同量のBTC残高も時価総額の計算から除外します。
Digital Asset Researchは、Plan Bのアイデアに基づいて、2010年7月から2019年7月にかけて、日々の時価総額とビットコイン生産率を調査しました。その回帰アウトプットに基づいてBTCのモデル価格を構築しています。以下のグラフでは、ビットコインの実勢価格とモデル価格の30日平均値が、半減期、及びプレミアム/ディスカウントと共にプロットされています。2019年7月末の30日平均モデル価格は4,950ドルです。
ビットコインは過去2回の半減期を経て、3つ目を迎えようとしています。リサーチャーは、3つの半減期のサイクルを併記して、それらのプレミアム/ディスカウントをサイクル内の同様のモデルと比較しました。3つ目は2019年7月までの記録。
ここで注目すべき点が3つあります。1つは、ビットコイン価格が各半減期の報酬サイクルの約3分の1時点でピークに達する傾向があること。3つ目のサイクルのピークは2017年末に迎えました。
2つ目は、サイクルの約3分の2時点で大幅なディスカウントが発生したことです。これは、ビットコインの価格の底打ちを意味します。最後に、3回の半減期サイクルすべてにおいて、現在の期間にプレミアムが発生したことです。
Digital Asset Researchは、来年5月に3回目の半減期を迎えると、ビットコイン価格が1BTC=60,595ドルになると結論づけています。この場合、ビットコインの時価総額は約1.25兆ドル(132兆円)に上ります。
しかし過去2回の半減期では、実際の価格は半減期を過ぎて初めてモデル価格の100%に達しました。同様のラグに基づいて、ターゲットを2021年のいずれかの時点に置いています。なお、4回目の半減期サイクルの3分の1時点は、2021年9月頃です。
さらに、このような増加は市場に流入する多額の資金(おそらく1兆ドル)を必要とします。Digital Asset Researchは、政府通貨に対するヘッジを検討している投資家から来る可能性があると推測しました。
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