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  • 2019/08/22
  • 2019/08/22
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Tether社が「CNHT」を発行へ、オフショア人民元にペッグされたステーブルコイン

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Tether社がオフショア人民元にペッグされたステーブルコイン「CNHT」を発行へ-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ステーブルコインの発行者Tetherが、中国のオフショア人民元(CNH)にペッグされた新しい仮想通貨「CNHT」を発行する。

21日、Tetherの姉妹会社Bitfinexの株主であるZhao Dong氏は、ChainNewsでCNHTが近い将来に発行されると語った。

オフショア人民元にペッグされたステーブルコイン

21日、Tetherの姉妹会社Bitfinexの株主であるZhao Dong氏は、ChainNewsでCNHTが近い将来に発行されると語った。

Dong氏はまた、自身の仮想通貨レンディングプラットフォームRenrenBitで、CNHTを導入すると付け加えた。

Tether社は現在、米ドル(USDT)、ユーロ(EURT)にペッグされたステーブルコインを流通させている。今後、日本円にペッグされた(JPYT)の発行も予定している。

5月に、総合投資プラットフォームeToroも、人民元建てのステーブルコイン「CNYX」を発行したが、これはオンショア元(CNY)にペッグされている。

オンショア元(CNY)にペッグ
ソース:WSJ

WSJによると、人民元のオンショア市場(CNY)は政府の直接管轄下にあるが、主に香港で取引されるオフショア市場(CNH)には取引バンドがない。多くの場合、オンショア人民元(CNY)は後れて反応すると考えられている。

プリミティブ・ベンチャーズの創設パートナーDovey Wan氏は、TetherのCNHTが中国であまり歓迎されていないと伝えた。Huobiの共同創設者で暗号メディアJinseのオーナーであるJun Du氏は、CNHTの既にボイコット運動を呼び掛けている。Jun氏は、中国人投資家にとって新たなシステミックリスクをもたらす恐れがあると述べた。


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