仮想通貨アナリスト「ビットコインの半減期は、ライトコインよりも価格に大きな影響を与える」

仮想通貨アナリストPlanBは、ライトコイン(LTC)と比べて、ビットコイン(BTC)の半減期が価格により大きな影響を与えると主張しました。アナリストによると、ライトコインの半減期はストック/フロー比(SF比)に重要な影響が無かったため、価格にあまりインパクトを与えませんでした。

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ライトコインに半減期の影響はない

「一部の人々は、ライトコイン(LTC)が半減期後に上昇しなかったので、ビットコイン(BTC)の半減期も価格に影響しないと言う。しかしその論理は間違いだ。LTCの場合はストックフロー比に重要な影響がなかっため、半減期は実際にはLTC価格に影響しなかった。BTCのSF比は強力だ。」

ストックフロー比は、発行済みのコインの時価総額を年間生産量で割ったものです。仮想通貨の場合、コインの循環供給量÷1か月のコインの発行枚数(採掘報酬)÷12=ストック・フロー比(SF比)となります。この値は、現在流通しているすべてのコインを生産するのに必要な年数を計算するために使用され、数字が大きいほど希少性が高いことを示します。

PlanBによると、ビットコインのSF比は強力です。ビットコインはライトコインよりも発行済みのコイン(循環供給量)が大きいため、希少性が高く、半減期の影響をより大きく受けるでしょう。

ライトコイン(LTC)価格は2019年初頭の30ドルから6月22日に141ドルのピークに達し、最大370%上昇しました。しかし、実際に半減期を迎えた8月5日には96.83ドルに低下、その後も下落し続けています。

PlanBは、先物、オプション、流動性などのネットワーク効果の欠如が、ライトコインの価値を爆発的に上昇させなかった可能性があると述べました。

別のアナリストは、ブロック報酬の減少と半減前の低価格の組み合わせにより、ライトコインのマイナー達は一斉に去ったと述べた。収益性の欠如はネットワークの使用量の低下を意味し、残ったサポーターは、大幅な価格変動を引き起こさないホドラーのみです。

半減期:

ビットコイン(BTC)の半減期は、21万ブロック(4年弱)毎にブロック報酬が半分になるイベントです。歴史的に半減期の度にビットコインの価格は上昇しました。ビットコインの次の半減期は2020年5月17日に訪れる予定です。3回目の半減期を迎えると、マイニング報酬及び新規発行のビットコインは6.25 BTCになります。

9月1日時点にビットコインは、発行上限2,100万BTCのうち約1,790万BTCが流通しています。価格はBTC=1,024,706ドルで時価総額は1,835億ドルです。ビットコインのブロック生成時間は10分、24時間で約144ブロックが生産され、1,800 BTC(12.5BTC/ブロック)が新たに市場に供給されています。

一方、ライトコイン(LTC)は84万ブロック(約4年)毎に採掘報酬を半減するように設計されています。8月5日に2回目の半減期を迎えたLTCの各ブロックのマイニング報酬は25 LTCから12.5 LTCに減少しました。

ライトコインは発行上限8400万LTCのうち、約6,300万LTCが流通しています。9月1日時点に1LTC=65ドルで時価総額は41億ドルです。ライトコインのブロック生成時間は2.5分、24時間で約576ブロックが生産され、7,200 LTC(12.5LTC/ブロック)が新たに市場に供給されています。

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