COIN TOKYO

  • 2019/09/01
  • 2019/09/01
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

CMEビットコイン先物、平均取引量は昨年比132%増加|アナリストは限月(SQ)前のボラティリティを集計

このエントリーをはてなブックマークに追加
CMEビットコイン先物、平均取引量は昨年比132%増加-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)のビットコイン先物の取引量が今年に入って増加しています。年始から8月23日までの1日あたり取引量は平均7,237枚、前年比132%増加しました。これは、BTCに対する機関の関心の高まりと影響力の増加を示しています。

ビットコイン市場に対するCMEの影響

CMEグループのマネージングディレクターであるティム・マッコート氏はフォーブスに対して、以下のように述べました;

「5月にビットコイン先物は、一日平均13,600枚を超える契約を取引しました。想定元本で約5億1500万ドル(68,000 BTC)に相当します。5月13日には33,677契約(1,689,000 BTC:13億ドル)で最高記録を観測しました。」

CMEのウェブサイトによると、8月のビットコイン先物の取引量の最大は8月15日の8002枚、次いで8月28日の7909枚となっています。資産運用会社Bitwiseの95%の信頼できないデータを排除したエクスチェンジデータによると、CMEビットコイン先物の過去24時間の出来高は2億3,900万ドルとなっています。

ますます影響力を増加させるCMEのビットコイン先物市場について、複数の暗号コミュニティのアナリストは、スポット(現物)ビットコイン価格に影響を与える可能性を指摘しています。

分析機関Skewは、CMEビットコイン先物の建玉の約50%が8月末を期日としており、高ボラティリティを示していると警告しました。実際に8月最終週にビットコインは6.01%急落しました。

Coninistポッドキャストのホストであるルーク・マーティン氏は、「期日前に下落し、期日後に上昇する」という傾向は、「それほど一様ではない」と指摘しました。統計によると、2019年6月と2018年11月に特にトレンドを外れ、SQ前に利益を上げていました。CFTC(商品先物取引委員会)の毎週のポジションレポートによると、2019年6月に「Asset Manager」が通常よりも多くのロング・ポジションを取っていました。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る