COIN TOKYO

  • 2019/09/02
  • 2019/09/02
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

Ripple(リップル)社幹部「RippleNetの国際送金は6大陸40か国で稼働」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Ripple(リップル)社幹部「RippleNetの国際送金は6大陸40か国で稼働」-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
Ripple(リップル)社の欧州戦略的アカウント担当バイスプレジデントのジェレミー・ライト氏は、国際送金ネットワーク協会に、RippleNetが現在6大陸40か国で稼働していると語りました。北米、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南アメリカで新しい支払い回廊を開設し、送金者が最も必要とする市場でより良い国際支払いサービスへのアクセスを提供しています。

RippleNetの国際送金は6大陸40か国で稼働

「ますます多くのデジタルファーストな決済プロバイダーが国際送金市場に参入しています。彼らは、銀行が過去に無視または避けてきた人々のニーズに応えています。これは、アンバンクト/アンダーバンク(銀行サービスを利用できない人々)をフォローし、彼らを世界経済につなぐ大きな機会です。」

「これらの支払いプロバイダーには、InstaReMなどの新興企業と、MoneyGramなどの老舗プレイヤーがあります。彼らをRippleNetに接続し、低コスト、リアルタイム、24時間年中無休で世界中の各国の受益者への支払いを可能にします。」

世界的な送金業界は拡大しつ続けています。世界銀行は、低・中所得国への送金額は2018年に過去最高の529億ドルに達し、前年比で10%近く増加したと述べています。これらの資金フローは、経済移民にとって必要なサービスを提供し、世界中の家族や友人を結び付けます。近年市場に参入している多くの革新的な新しいフィンテックがサービスを提供しています。

Ripple社のクライアントの大半は、同社の支払いメッセージングシステム「xCurrent」を使用して国際送金を行っています。決済フローを合理化し、より速く、より透明で、安価にすることにより、新興市場で送金を処理するものに大きな競争上の優位性を提供します。RippleNetの取引は瞬時に行われ、エンドツーエンドで追跡されるため、国境を越えてお金を支障なくシームレスに新しい市場に移動できます。

そしてライト氏は、企業や規制当局が新しいテクノロジーに慣れるに従って、同社のXRPベースのソリューション「xRapid」がオンデマンドな流動性プールとしてますます採用されるようになると考えています。

「消費者にとってより大きな転換点はまだ先の事です。現時点では、仮想通貨を使用して商品やサービスの支払いを簡単に行うことはできませんが、ブリッジ通貨としてのクリプトのユースケースは明確かつ拡大しています。ある通貨と他の通貨の架け橋として、ブリッジ通貨は国境を越えた支払いにおける流動性の問題を解決します。これはゲームチェンジャ―となるでしょう。」

xRapidを使用する代表的な企業はMoneyGram(マネーグラム)です。同社は、8月2日にRipple社が開発したXRPを活用したクロスボーダー決済ソリューションxRapidの利用を正式に開始したと発表しました。2019年第2四半期の収益報告会でアレックス・ホームズCEOは、xRapidが国境間支払いを数秒で決済できることを確認しました。

最近、Ripple(リップル)社のグローバル機関市場チームの責任者Breanne M. Madigan氏は、MoneyGramとのイニシアティブによって、仮想通貨取引所BitsoでXRPとメキシコペソ(MXN)ペアの取引量が増加していると説明しました。

6月18日、国際送金スタートアップRipple(リップル)社はMoneyGram(マネーグラム)への出資と提携の強化を発表しました。Ripple社は、MoneyGram株の約10%(3000万ドル)の株式を1株当たり4.10ドルのプレミアム価格(当時1.45ドル)で購入しました。今後2年間で、さらに2,000万ドル相当の株式を購入するオプション付きです。


関連記事

仮想通貨の最新情報をお届けします!

関連キーワード

人気記事ランキングまとめ

もっと見る