BlockFiは現在、仮想通貨レンディングサービスでラテンアメリカに参入する予定です。BlockFiの創設者兼CEOのザック・プリンス氏は、最小入金設定を撤廃する事でBlockFi Interest Account(BIA)の間口を広げたいと考えています。
BlockFi共同設立者でオペレーションVPのフロリ・マキューズ氏は以下のように述べています;
「今年初めに、当社はインドなどの新しい市場に進出しました。BIAをすべての人々に開放することで、銀行サービスと信用報告が制限されたラテンアメリカのクライアントをターゲットにする見込みです。通常、米国グレードの金融商品は、アルゼンチンやコスタリカなどでは富裕層のみが利用できます。ブロックチェーンを活用するBlockFiのプラットフォームは、資産管理製品をより広範な規模で利用可能です。」
仮想通貨市場の拡大のために、多くの暗号企業がラテンアメリカ市場に進出しています。ラテンアメリカの会社PandaBTMは最近、へネズエラに最初の仮想通貨ATMを設置しました。マシンはコロンビアに向かう幹線道路のそばにあるHC(Travel and Investments HC)と呼ばれる小さなコンビニエンスストア内にあります。
ATMは、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ダッシュ(DASH)に加えて、ソブリンボリバル(ベネズエラのフィアット)およびコロンビアペソをサポートしています。
昨年12月に株式会社リクルートは、投資子会社である合同会社RSPファンド6号を通じ、BlockFi Incへ出資した事を発表しました。リクルートは、仮想通貨保有者の法定通貨に換金するニーズに対して、BlockFiのレンディングが、「低利率かつ即時に対応している」と評価しています。
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