BTC/JPYの日足チャートを分析していきます。9月2日より短期的な上昇チャートを形成後、上値を一目均衡表に抑えられた形で揉み合いの相場を続けているビットコイン(BTC)。
その値動きは一目均衡表雲の下方への広がりに合わせて上値を徐々に切り下ながらレンジ相場を継続させています。
また9月15日までの時点では5日・20日・75日全ての移動平均線を上回っていたこともあり、レンジ相場ながらも目線は強気目線寄りとなっていたビットコイン(BTC)ではありましたが、本日9月19日までに既に20日移動平均線は下回っており、現在75日移動平均線がサポートとして機能している状況です。
移動平均線の視点から見た場合、9月15日時点と比べると現在のビットコイン(BTC)相場は強気相場目線からフラットな目線へ戻っていると判断することが出来るでしょう。
今後の注目するポイントとして、まず現在サポートラインと機能している75日移動平均線がどこまでサポートを続けられるのかという点です。
現在のビットコイン(BTC)チャートに対して注文比率チャートも合わせた場合、これまで買い注文・売り注文共に急増していた注文量から買い注文量のベクトルは遂に下方へ傾きだしています。
一時期複数の移動平均線の上抜きもあり、更なる上昇へ期待出来ていたビットコイン(BTC)でしたが、一目均衡表雲の存在もあり、上昇への値動きが見られていません。そんな相場から市場では警戒が強まっていると考えることができます。
また一目均衡表の雲は9月23日より更に下方へ広がる見通しとなっています。今後も一目均衡表の雲に合わせた値動きを見せる場合、ビットコイン(BTC)はレンジ相場から下落への値動きへ切り替える可能性が高い状況と言えるでしょう。
既に買い注文量のベクトルが下方へ切り替わっていることもあり、現在のビットコイン(BTC)は下落への値動きに警戒が必要です。
現在の揉み合いが9月23日近辺まで続く場合、警戒は更に強まり、現在のレンジ相場から下降チャートを形成し、大台である100万円台へ再び接触する可能性があります。
レンジ相場を続けているビットコイン(BTC)が上値を試す値動きを見せる場合、注目です。現在110万円台近辺での値動きを続けているビットコイン(BTC)ですが、明確に114万円台から115万円台まで上値を伸ばせた場合、一目均衡表の雲を上方へブレイクする可能性も高まり、上昇チャートを形成する可能性もあります。
本日9月19日までに、既に75日移動平均線が推移する108万円台への接触が複数回見られています。今後は75日移動平均線の推移する108万円台を下回ってしまう場合、現在のレンジ相場から100万円台接触への展開もあり得るため、注意しましょう。
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九州在住のアラサー男子、勝率80%を誇るスイングトレーダー。医療技術者を経て、現在専業トレーダーで生計。信条は、損小利大、基本にブレずコツコツ稼ぐこと。甘い系イケメンの外見と裏腹に、無類の焼酎好き&酒豪。チャートを見ながら晩酌が至福の時。
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