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  • 2019/09/27
  • 2019/09/27
  • コイン東京編集部 コイン東京編集部

ベネズエラ国営石油会社が決済手段にビットコインを検討か、中央銀行に保管テストを要請とも

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ベネズエラ国営石油会社が決済手段にビットコインを検討か、中央銀行に保管テストを要請とも-仮想通貨ニュースサイト コイン東京
ベネズエラの中央銀行は内部テストを実施して、金庫でビットコインとイーサリアムを保管する方法を検討しているという。4人の関係者の情報に基づいて、26日にブルームバーグが伝えた。

国営石油会社が決済手段に暗号資産を検討

このテストは、国有石油天然ガス会社Petroleos de Venezuela SA(PDVSA)の要請に応じて始められた。ベネズエラの中央銀行はまた、国際準備金に仮想通貨をカウントする方法も検討しています。ベネズエラの準備金は現在79億ドルで30年ぶりの低水準となっています。

ニコラス・マデューロ政権に対する米国の制裁措置は、ベネズエラを世界の金融システムの大部分から孤立させた。石油生産者もまた、従来のチャネルを介して国際的な顧客から支払いを受けるのに苦労しています。先月、PDVSAは中国元で7億ドルの支払いの大部分を受け取った事が報じられました。

PDVSAは制裁措置を迂回する手段として暗号資産を所有しているという。PDVSAのビットコインとイーサリアムの取得方法やその金額は不明です。

PDVSAは、暗号通貨を公開市場で販売することをためらう場合がある。なぜなら、会社が取引所に登録し、デューデリジェンスを行う必要があるためです。代わりに中央銀行に、暗号を使用してPDVSAがお金を支払うエンティティに支払うことを望んでいる。

さらなる制裁から守るため、ベネズエラ政府は金融機関が標準的に使用するSWIFTシステムの代替として、ロシアの国際決済メッセージングシステムへの切り替えも検討しています。


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